2022.02.07
グレースエード靴が、いま注目を浴びるワケ。
旬真っ盛りの“ぽってり靴”ですが、中には物足りなさや飽きを感じている方もいることかと。ならばぜひグレースエード靴を。一点投入するだけで、こなしがグッと垢抜けますゆえ、何かと重宝するのです。その魅力に迫ります。
- CREDIT :
写真/鈴木泰之(Studio log) スタイリング/四方章敬 ヘアメイク/勝間亮平 文/押条良太(押条事務所) 構成/長谷川茂雄
こなしの旬度を高める“ぽってり靴”の最適解
そう、それこそが今回のテーマである「グレースエード」です。ぽってり靴には足元に旬なムードを演出できる反面、一歩間違うと野暮ったく映るリスクも……。
そこでグレースエードのぽってり靴を選べば、グレイッシュなカラーが都会的なエッセンスを、起毛したスエードがエレガントなイメージを吹き込むことでコーデ全体がスタイリッシュに垢抜ける、という寸法。
その目覚ましい効能を、コーデを見ながら検証していきましょう。
いつもなら、落ち着いた茶靴が定番ですが……
![](https://assets-www.leon.jp/image/2022/02/04045333862978/0/GRAY_M_023.jpg)
特に今シーズン注目の淡色を基調にしたコーデには、シックで温かみがあり、しかも黒やネイビーのように重すぎない茶靴がちょうどいいのです。
とはいえ、周囲を一歩リードしたい大人は、もう“ひとヒネリ”が欲しいわけでして……。
グレースエードに代えるだけで、いっそう都会的に
![靴7万1500円/パラブーツ(パラブーツ青山店)、ほかは上と同じ](https://assets-www.leon.jp/image/2022/02/04045347128501/0/GRAY_M_010.jpg)
ウエアも靴のモデルも同じにもかかわらず、茶靴よりも一段とスタイリッシュに見えませんか? これがグレースエードの効能で、淡い色味のコーデにグレーが見事に調和し、かつ起毛したスエードのおかげで、足元がシックに見えるのです。
善は急げ。いつもの茶靴をグレースエードに変えてみる。たったこれだけで、春コーデが見違えるのです。
◆ POINT 01
グレースエードの持ち味を引き出す淡色コーデ
![](https://assets-www.leon.jp/image/2022/02/04045355908881/0/GRAY_M_020.jpg)
グレーは黒や白と同じ無彩色ゆえ、合わせる服の色も選ばない万能色。ですが、この靴の持ち味を100%引き出したいなら、やっぱりアースカラーやペールトーンを基調にしたコーデがおすすめ。
都会的かつ存在感のある足元を活かすためにも、トップスはそんな色合わせを徹底しましょう。
◆ POINT 02
旬度を高めるぽってりフォルムも譲れません
![](https://assets-www.leon.jp/image/2022/02/04045407684516/0/GRAY_M_018.jpg)
たとえば、つま先が丸みを帯びたフォルムで、甲にモカシンステッチがあるパラブーツの「ミカエル」などが好例。
淡色ベースの春コーデに合わせる際、足元の重さが気になるなら、ノーソックスで軽快感を演出するのも効果的です。
◆ 大人が履くべきグレースエード その1 「アストールフレックス」
イタリア靴らしい色気漂うぽっこりチャッカ
![靴3万800円/アストールフレックス(グジ 東京店)](https://assets-www.leon.jp/image/2022/02/04045412670475/0/GRAY_ASTORFLEX.jpg)
さらにベルベットのような細やかな起毛を持つグレースエードが上品な色気をプラスします。天然の生ゴムが使用されたラバーソールはクッション性も抜群。
◆ 大人が履くべきグレースエード その2 「マネブ」
スニーカー感覚で履けるぽってりプレーントウ
![靴1万9580円(4月発売)/マネブ(マサカ)](https://assets-www.leon.jp/image/2022/02/04045417513330/0/GRAY_MANEBU.jpg)
スケートカルチャーをバックグラウンドに持つドメブラの定番「ヒヒン」は、幅広いこなしにマッチする外羽根式プレーントウ。毛足の短いグレースエードアッパーが都会的なイメージを強めます。
パンソールと呼ばれる厚手のクレープソールが生むぽってりフォルムも魅力的です。
◆ 大人が履くべきグレースエード その3 「マグナーニ」
スーツスタイルにもマッチする全天候型ブーツ
![ブーツ5万3900円/マグナーニ(オークニジャパン)](https://assets-www.leon.jp/image/2022/02/04045422118005/0/GRAY_MAGNANNI.jpg)
アッパーは撥水加工が施されたウォータープルーフスエードで、アウトソールはハイグリップを実現した独自のラバーソール。つま先が丸みを帯びたぽってりフォルムもポイントです。
◆ 大人が履くべきグレースエード その4 「クラークス」
累計1500万足超! グレスエ界のレジェンド
![ブーツ2万5300円/クラークス(アーバンリサーチ ルミネ新宿店)](https://assets-www.leon.jp/image/2022/02/04045426238331/0/GRAY_CLARKS.jpg)
幅広いこなしに合う万能デザインもさることながら、英国の名タンナー、チャールズ・F・ステット社のスエードならではの上品な起毛感やグレーがかったサンドカラーも人気の理由のひとつ。
◆ 大人が履くべきグレースエード その5 「レッドウィング」
野山にも都会にも映える名作ワークブーツ
![ブーツ4万1690円/レッドウィング(レッドウィング・ジャパン)](https://assets-www.leon.jp/image/2022/02/04045430784644/0/GRAY_REDWING.jpg)
スレート・ミュールスキナーと呼ばれる革は、しっとりとした起毛と淡いグレーが大人っぽい雰囲気を醸成します。ラフなデニムはもちろん、グレスラなどキレイめパンツとも相性よし。
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パラブーツ青山店 03-5766-6688
ビームス 六本木ヒルズ 03-5775-1623
グジ 東京店 03-6721-0027
マサカ 03-6804-6321
ユナイテッドアローズ 六本木ヒルズ店 03-5772-5501
レッド・ウィング・ジャパン 03-5791-3280