この時期あると便利、巻いたり羽織ったりできる大人なカーディガン5選

ジャケットでは堅苦しいけど、スウェットではちょっとカジュアルすぎる。そんなオフタイムのシチュエーションにジャストなアウターであるのがカーディガンです。

前開きのデザインがジャケット譲りの上品な雰囲気を放ちつつ、ニット地によるしなやかな着心地により、休日のリラック感をも存分に味わえるところが大きなポイント。

また、このシーズンに着こなすのであれば、アウターとしてしっかり個性が演出できるデザインのものがオススメです。織りやカラーリングにアクセントあるものはもちろん、今季は下の写真のようにボタンレスのものも人気上昇中。

ともあれコットンやリネン混素材など、日差しの強い日でもさらっと涼しく装える一枚を選ぶことが肝心です。巷にあふれるシャツ一枚男子とは一線を画す、大人のエレガンス漂うスタイルが容易に実践できるのです。

フロントを合わせて羽織るカーディガンは、ジャケットにも似たＶゾーンを持つため、インナーとのコーディネイトが楽しめるところがポイント。今季は布帛の衿シャツよりも、丸首のカットソーの合わせが軽妙に見せるコツです。ただしその場合、パンツやシューズをデイリーアイテムにしてしまうと、カジュアルすぎるルックスになることも。ウールパンツやレザースリッポンなどドレスアイテムを組み込み、メリハリあるコーディネートを完成させましょう。

アウターとしての存在感を意識するなら、多色使いのカーディガンがひとつの理想です。イタリアンニットの巨匠であるロベルト コリーナの新作は、グレーを基調としつつも複数の編み方を取り入れた立体感溢れる技巧派。ショールカラーやピンクのラインも加わり、シンプルに着こなしても印象深いスタイルになること確実です。スマートな細身仕立てもポイント。

幼少の時代から避暑地に暮らしてきたイタリアンデザイナーが手掛けるマックローレンは、リゾート風の軽快感が大きな魅力です。なかでもトリコロールラインをアクセントとした一着は、清潔さと育ちの良さを感じさせる仕上がり。薄いグレーのスラックスやショーツなどと合わせて着こなすのが似合います。

トップレベルの歴史を誇る英国ニットの大御所であるジョン スメドレー。ベージュにネイビーという洒脱なカラーリングの一枚は、とろけるようなハイゲージニットが見るからにラグジュアリー。世界トップのクオリティである繊細なシーアイランドコットンを使用しており、シルキーなタッチが楽しめるところも見逃せません。

一種女性的とも言える繊細な色柄使いで注目を浴びるイタリア発のアルテア。この新作カーディガンもセンスの良さが見て取れる発色の良いマスタードカラー。ハイゲージにしてワッフル調の編み地ゆえに、暑い季節でもサラッと着こなせる一枚です。ボタンレスならではの軽妙なヒラリ感も加わり、羽織るだけでワンランク上の春夏スタイルが構築可能。