2022.05.07
桜田 通が着る美しいオトコのスタイル PART2
時代のエッジを凝縮させたモードスタイルには、大人の色気とエレガンス、そしてファッションの楽しみがつまっています。そんなモードのポテンシャルを、著名人が華麗に披露するこの連載。第3回目のゲストはNetflixのドラマシリーズでも話題をさらった俳優の桜田 通さんです。
- CREDIT :
主演/桜田 通 写真/前田 晃(maettico) スタイリスト/石川英治 ヘアメイク/和田しづか 文/長谷川 剛 構成/高橋大(LEON.JP) 撮影協力/ストリングス ホテル 東京 インターコンチネンタル
美しいオトコ PART02
現在の芸能界で、美というコトバがぴったりハマる存在、桜田 通さんが今回の主演。
PART2では高感度なファッション性に加え、軽やかでしっとりとした大人の色気を感じさせるフェラガモとエトロの新作をフィーチャー。美的なエレガンス漂うコーディネートは、春風のごとく柔らかで心地良い雰囲気なんです。
Salvatore Ferragamo
春が色めくモダンなブラウントーン
トレンチを再解釈したコートは、グロッシーな光沢が装いに知的な色気を添える注目の一着。ココアカラーのオープンシャツを着込むことで、ロングコートの重厚さに、ほどよい軽快さを添える効果が生まれます。
靴匠としても世界に知られるメゾンのDNAを継ぐ本格シューズや、遊びを感じさせるカラーな小物、大振りのアクセサリーを加えたならば、今季らしい美的スタイルが手軽に完成。
こんな小粋なコーディネートでドコへ行く?
ETRO
爽やかな風を感じさせる美しい色使い
同時代的な自由なスピリッツをアピールする要素として、ショーツもまた見逃せないアイテムです。ともすると子供っぽくなりがちなショーツですが、エトロではアーティスティックなペイズリー柄をシルクにプリントした大人の逸品。グリーンに揃えて着ることで、浮き立つ気分がナチュラルに主張できます。
個性を打ち出すテクニックとして、小物の吟味ももちろん大事。コーディネートと合わせたカラフルなバッグのみならず、今季らしい多色使いのグッズやスニーカーを添えることで、装いに高感度なエッジが加わります。
■ interview
桜田 通さんインタビュー
とりわけファッションにコミットする姿勢はプロレベル。積極的にブランドのプレゼンテーションにも顔を出しているのだとか。そんな桜田さんですが、この撮影でもいろいろと発見があったと振り返ります。
── 今回のファッションシューティングでは、色使いがひとつのポイントになりました。
「実はこれまで、僕の私服はモノトーンのアイテムがメイン。ですが昨今、カラフルなアイテムへの興味がかなり増しているんです。ちょっと頑固なトコロが自分にあったのかも(笑)。しかしチャレンジすることで、もっと可能性は増えていくものです。30代はどんどん積極的にカラーを取り入れていきたいですね。シーンによって装いも変えつつ臨むのがやはり理想的。旅行や遊びやビジネスに食事など。いろいろなスタイルにトライしていきたいと思います」
── 何か具体的に考えていることはありますか?
「今回、フェラガモのローファーを履いて、非常にシックな大人っぽさを実感しました。ブラウンスタイルを完成させるピースとしてとても効いていると思います。これまではスニーカーの着こなしが多かった僕ですが、本格革靴を投入することで、コーディネートはグッと大人っぽくなる。今まであまり考えたこともなかったのですが、今季はブーツを手に入れたいとまで思い始めています(笑)」
── 美しく着こなすためのポイントとは?
「ことさらに美を意識しませんが、自然の持つ力には敬意を払っています。ケミカルなものよりもナチュラルなもの。その象徴のひとつが僕の中ではパールです。自然と人間が一体になって手間を掛けて作り出された美しさに、本物の価値を感じます。だからエトロのシルクシャツなどは非常に感銘を受けました。軽くて肌に馴染むフィーリングは格別。リラックス感があるので旅行などに最適ですね」
服の素材や仕立てはもちろん、デザインされるストーリーにまで思いを馳せて着こなす桜田さん。このファッションストーリーは、次回のPART3も本当にゴージャス。乞うご期待!
● 桜田 通(サクラダ ドオリ)/俳優
1991年東京生まれ。2006年に舞台『テニスの王子様』の主役に最年少で抜擢され話題に。ドラマ「わたし、定時で帰ります」(2019)、ドラマ「コーヒー&バニラ」 (2019)、Netflixオリジナルシリーズ「今際の国のアリス」(2020)など、数々の注目作品に出演。特技はオリジナルの作詞・作曲。ライブ形式のファンイベントも開催しており、今年は主要都市を回る本格規模のZEPPツアーを予定。
◾️ お問い合わせ
エトロ ジャパン 03-3406-2655
フェラガモ・ジャパン 0120-202-170