【手ぶら派へ】人気の「多ポケット」ウエア5選。使い勝手を検証

M-65やタクティカルベストなど、ミリタリーウエアでは当たり前の多ポケットデザイン。昨今は、それに加えてフィッシングジャケット&ベストをモチーフにしたウェアなど、スタイルに広がりを見せています。

スマホの進化で手荷物が減った昨今だけに、バッグ要らずの多ポケットは確かに便利。でも、やたらにポケットが付いているだけのデザインは、なんだかコミカルじゃありません？ 実用性を説明できる多ポケットウエアじゃなければ、街中では明らかなオーバースペックですからね。

欲しいのは、デザインとしての遊びを楽しめつつも、ちゃんと考えられたポケットを採用した一着。正しい多ポケットウエアの選び方、お教えしましょう。

コットンにコーデュラナイロンを混紡した、頑丈なツイル地のコート。大型のマチ付きフラップポケットを配したジャケットを、まるでレイヤードしているかのようなデザインが見どころです。ジャケットを開くと、中にはさらに大型のフラップポケットが登場し、さらなる収納力を確保します。

中のコートには、さらに中身が見やすいメッシュポケットがずらり。その各ポケットには防塵ジップが配されているなど、ミリタリーとアウトドアが融合したデザインになっています。

ミリタリーやハンティングといったユーティリティウェアを得意とするコロナに、オンブレニーニョが別注。ベースはコロナのフィッシングベストで、大小様々な多ポケット使いが特徴です。それに、スリーブを付けてノーカラージャケットにし、さらにネオンカラーを裏地に配しています。

フィッシングベストの特徴である多ポケットは、ジップとバックルで取り外しが可能。外すと一転して、こんなシンプルなノーカラージャケットになります。

一見ミリタリージャケットさながらの武骨顔に見えますが、ストレッチギャバジン地は実にソフトな着心地に。マチ幅を多く取ったポケットには、スナップボタンを採用。いたるところに配されたメタルDカンが、さらにユーティリティ感をアピールします。摩擦が生じやすいアームには、ウレタンコーティングが。

大型のオープンポケットに、スマホを入れるのに丁度いいフラップ付きポケット。それらを配したノーカラージャケットを、シャツとレイヤードしているかのようなデザインになっています。めくると、さらに下からパッチポケットが登場。さらに、そこにはユニークにして実用的な仕掛けが。

総2枚仕立てになっているボディ。春に着るには少々厚手に感じますが、実は内側の背中はメッシュになっていて、通気性を確保しているんです、

撥水性、防風性、そして4WAYストレッチを備えるテックウラケを採用したコンベックスパーカ。フロントには大型のカンガルーポケットが。さらにその中にもポケットが配されています。外側はWジップなので、開け方が自在です。

実はポケットの袋地がメッシュになっていて、ジップを開けることでベンチレーションの役割も果たしてくれます。その他、静電防止やリフレクティブワンポイントなど、随所に高い機能性が。