知ってる？ オヤジ柄パンツがいまイケてるって

ここ数年トレンドになっているチェックパンツは、女性の間でも“オヤジ柄”パンツとして人気。寅さん風のレトロイメージから親しみを込めてこう呼ばれるわけですが、アクの強さから敬遠されている方も多いかと。

しかし、先にも述べた通り“オヤジ柄”パンツは女性にも人気の最旬アイテム。当のオヤジが穿いてモテないわけがない！って話です。

そして実際に穿いてみると思うほど悪目立ちせず、「アレッ、な〜んか新鮮！」となるのもチェックパンツあるあるです。下のコーデのように合わせをシンプルにすれば攻略も余裕ですから、大至急挑戦することをオススメいたします！

こちらは、イタリア製のナイロンコットン生地を用いた、茶系のチェックパンツを軸にした着こなし。ここではスポーティなパーカやスニーカーを合わせることで、クラシカルなチェックパンツとのコントラストを演出しています。

こうした“意外な”要素同士のミックスは、モテるコーデの常道。その上で合わせるアイテムの色味を控えれば印象がガチャつくこともなく、自ずとチェック柄の主張も引き立ちますよ。

ご存じイタリアのパンツ専業ブランド「PT01」のカジュアルラインからは、落ち着いた黒×白のベースに赤の差し色が映えるチェックパンツが登場。

やや股上が深い程よくゆとりのあるシルエットが、チェック柄のクラシックムードを盛り上げています。素材はリネン、レーヨン、シルクの混紡生地。清涼感のあるドライタッチで、これからの季節に活躍すること請け合いです。

ゴム引きコートでお馴染みの英国老舗「マッキントッシュ」の新作チェックパンツは、コントラストの高い多色使いに、タータンチェックの発祥地であるスコットランドの趣が滲みます。

生地はウールポリエステル製で、ハリのある風合い。ツータックのワイドなテーパードシルエットが相まって存在感満点ですが、一方で裾は軽やかな９分丈。穿いた印象は、実にモダンです。

色気のあるウェアに定評あるイタリアの人気ブランドより、大柄チェックにして気負わず穿けるモノトーン配色の一本。

素材には、繊維の細いスーパー100'Sのウールにシルクをブレンドした、なめらかな肌触りの生地を使用。ほのかに浮かぶ艶感が、男の色気を後押しします。ツータック×ベルトレスというクラシカルなディテールも、目を惹くポイントに。

昨今、多くの目利きバイヤーが熱視線を送る「セラードア」は、イタリアのパンツ専業ファクトリーが手掛けるオリジナルブランド。

リネンベースのストレッチ混紡生地を用いたこちらはドライな肌触りで、リネン特有の節感が豊かなニュアンスの決め手に。同時に、そのかすれたような風合いがチェックの主張を穏やかにするので、合わせやすさもお墨付きです。