話題沸騰のヴァレンティノ ガラヴァーニ✕ビルケンのコラボサンダルが遂に発売！

夏に欲しくなるモノ不動の一位といえば、ドイツで240年の歴史を誇るビルケンシュトックのサンダルは外せません。世界最大規模を誇るメンズファッションの展示会、ピッティ ウォモでも大注目。毎年数即買い足すという愛好家もいるほど世界中で愛される、言わずと知れた永世定番です。

コラボプロジェクトにも余念がないのは有名な事実。これまでにも国内外の有力ブランドやショップ、キャラクターと一緒にユニークなリミテッドモデルを作り上げてきました。

そんなビルケンシュトックが特別なプロジェクトやコラボレーションに特化した動きをスタートさせ、ブランドの創業年である「1774」と名付けられたグローバルオフィスを設立。創造性を高め、プロジェクトを発展させているんです。そして今月、並大抵のニュースでは驚かなくなった我々LEON.JP編集部でさえザワつくほどの大物が名乗りを上げたというからここにリコメンドする次第。

その相手とは、イタリアを代表するメゾンブランド、ヴァレンティノ！　

きっかけは長年ヴァレンティノを牽引するクリエイティブディレクター、ピエールパオロ・ピッチョーリ氏のリスペクトにあるというからこれまた驚きなのでして。「クチュールの世界観と、ジェンダーや年齢に関わらず誰でも自由に適応できるビルケンシュトックを掛け合わせるアイデアこそコラボ理由であり、包括的な定義である」とは本人の弁。そんな彼が選んだのは、最もアイコニックなモデルと言える2本ベルトの「アリゾナ」でした。

これがどう変わったかのかは、写真を見てのお楽しみ。パリコレクションではランウェイを闊歩した、文字通りヴァレンティノ色に染まる2モデル。ヴァレンティノの店頭での発売は6月末予定。どちらのファンも刺さることを覚悟して、下へとスクロールしてくださいまし！

絶対的にオススメなのが、近年のヴァレンティノに見られる“VLTN”のロゴをデッカく配置したアイコニックな黒。高級感を伴うモードな雰囲気の所以は、コルク製のフットベッドをレザーで包んだソリッドデザインの賜物。夏のシンプルな装いにリッチなアクを足す、ファン垂涎の名ピースです。

泣く子も黙る4つのアルファベットを、見切れるぐらい大きく配置した大胆さもお見事。モノトーンカラーも相まって、現行のVLTNデザインと合わせても馴染むこと請け合いです。

ヴァレンティノのロゴはさりげなくソールに鎮座。なら履いているときはコラボと見られないのでは？ いえいえ、この赤一色こそが他でもないヴァレンティノ ロッソなのです。知る人ぞ知る、分かる人には分かる表現方法と、差し色効果抜群な主張のバランスがイケております。前者に比べ、ちょいお値頃な価格も嬉しい。

「BIRKENSTOCK 1774」からもうひとつコラボをご紹介。こちらは、イタリアはトスカーナの5つ星ホテル、イル・ペリカーノのコンサルタントにしてクリエイティブディレクターのマリー・ルイーズ・シオとのコラボレーション。“ドルチェ・ヴィータ”、すなわちリゾート暮らしの甘い生活をイメージするラフィア製のアリゾナが、ビルケン史上今季初めて誕生しました。

各足内側にはビルケン創業時から使用される、素足と十字のロゴマークが刻印されたメタルプレートを配置。さりげなくもヒストリカルな意匠が物欲をくすぐります。

ラフィアベルトのカラーバリエーションは全2色。この他に、バイカラーのパイピングが特徴的なアリゾナ3種類も同時リリース。サテンシルクやスエード、EVAなど様々な素材感で作られるため、1万円台から買える価格帯も魅力的です。