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2019.06.11

名作ポロシャツの歴史を知ると、もっと着たくなる!

ジャケットを脱ぐ季節は、年代を問わず着られるポロシャツが頼りになります。あらゆるブランドが展開する定番アイテムですが、大人が選ぶべきはやっぱりこの3ブランドでしょう。

CREDIT :

写真/栗原大輔(Roaster) スタイリング/笠島康平 文/石井 良

ポロシャツ

大人の夏は、このブランドを着こなしてこそ。

ビジネスでもカジュアルでもシーンを選ばずに着られるポロシャツ。それでいてどちらも難なくこなせる懐の深さは、特にジャケットを脱ぐ今の時期には手放せませんよね。一流メゾン、スポーツブランド、ファストファッションだって、あらゆるジャンルのブランドがポロシャツを展開しています。しかし洒落者を自負する大人であれば、着こなして欲しいのは、やはり王道の3大ブランド。その歴史とともに魅力を振り返ってみましょう。
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◆ ラコステ 

80年以上変わらないスタイルを受け継ぐ正統派

ポロシャツ 1万3000円/ラコステ(ラコステお客様センター)
1万3000円/ラコステ(ラコステお客様センター)
ポロシャツと言えばラコステ。ラコステと言えばポロシャツ。この図式が成り立つのは、創業者であるルネ・ラコステがポロシャツの生みの親だからです。

1920年代までテニスコートで着用されていたのは、ワイシャツに似た長袖シャツにロングパンツという運動には不向きな服。それを改善すべくラコステが生み出したのが、ポロシャツの原型となる、半袖で襟付きのニットシャツでした。

1933年には会社として創業し、ワニのロゴが刺繍されたポロシャツが誕生します。それこそが、今も形を変えずに受け継がれている、この「L.12.12」です。単一の高級糸のみで編み上げたきめ細かい鹿の子素材は大人っぽい光沢を放ち、夏でもサラリと肌に心地良い。この良さを知らずしてポロシャツは語れないのです。

“ちょっと違う”だけでこんなに新鮮に

ポロシャツ 左:1万5000円、右:1万7000円/ラコステ(ラコステお客様センター)
左:1万5000円、右:1万7000円/ラコステ(ラコステお客様センター)
比翼仕立てがドレス感を醸す左のポロシャツは「パリポロ」。腕や胸回りをスリムにすることで、よりスッキリした印象に。右はメイドインフランスであることを主張するトリコロールカラーに、真珠ボタンを採用した1枚。
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◆ フレッドペリー 

テニス生まれ、音楽育ち。

ポロシャツ 各1万2000円/フレッドペリー(フレッドペリーショップ東京)
各1万2000円/フレッドペリー(フレッドペリーショップ東京)
1935年に史上初のグランドスラムを達成した伝説のテニスプレーヤー、フレデリック・ジョン・ペリー。真っ白なポロシャツ&パンツという出で立ちがトレードマークのお洒落な選手でした。

引退後、1952年に創業しスポーツブランドとして人気を博しますが、ファッションアイテムとして認知度を高めるのは60年代になってから。モッズムーブメントの中で若者たちがシングルの三つボタンのスーツや、ジャケットのインナーとしてフレッドペリーのポロシャツを着用し、一気に広まるきっかけに。

というわけで、テニス生まれ、音楽育ち。ここでご紹介するのは、テニス寄りの無地ポロシャツですが、フレッドペリー自身のトレードマークだった白ポロこそ、ブランドの原点。今も変わらずイングランドのレスターで生産されています。

英国のカルチャーと密接にあった「M12」

ポロシャツ 各1万2000円/フレッドペリー(フレッドペリーショップ東京)
各1万2000円/フレッドペリー(フレッドペリーショップ東京)
モッズカルチャーとともにあったのは、襟と袖にティップラインと呼ばれる2本線が入ったこちらの「M12」というモデル。愛称はフレッドペリーシャツ。無地のポロシャツと同じく体にフィットするスリムなシルエットを採用したブランドの代表作。
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◆ マンシングウェア

日本の技術を結集した和製ポロシャツ

ポロシャツ 各1万2000円/マンシングウェア(デサントジャパンお客様相談室)
各1万2000円/マンシングウェア(デサントジャパンお客様相談室)
ペンギンロゴでお馴染みのマンシングウェア。ブランドの歴史は古く、元は1886年にアメリカで誕生したアンダーウェアメーカーでした。

その後、1955年に世界初のゴルフウェアを誕生させると、ペンギンロゴはその代名詞的存在に。ゴルフで培ってきた機能性と快適性は大人の日常着としても最適で、名品と呼ぶに相応しいクオリティを誇ります。

特に「ワンシング」シリーズは、日本の高い技術を結集して紡績、編み、縫製、加工などを行った意欲作。特殊な紡績糸「マナードコットン」によって実現される綿のナチュラルな風合いと光沢感、それでいて強度が高く、型崩れもしにくい扱いやすさが嬉しいポイントです。

レトロだけど進化したビッグペンギン

ポロシャツ 各1万6000円/マンシングウェア(デサントジャパンお客様相談室)
各1万6000円/マンシングウェア(デサントジャパンお客様相談室)
こちらもコットンマナードを採用したワンシングシリーズの今季の新作には、襟や袖を身頃と別カラーにしたクレリックタイプと、シックなモノトーンが登場。
※掲載商品は原則税抜です

■ お問い合わせ

デサントジャパンお客様相談室 0120-46-0310
フレッドペリーショップ東京 03-5778-4930
ラコステお客様センター 0120-37-0202

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