2019.06.13
夏の定番靴といえばコレ! でもエスパドリーユって何を買えばいいの?
ヨーロッパの伊達オヤジたちが夏のリゾートで履いていたエスパドリーユ。日本でも夏靴の定番ですが、正直どれも似通っていて……。そんな諸兄に推薦したいのが、間違いない名品を作るこの3ブランドです。
- CREDIT :
写真/栗原大輔(Roaster) スタイリング/笠島康平 文/石井 良

丁寧に作られた伝統ある1足は履き心地も軽やかです
もとは農民の作業靴でしたが、ファッションとして昇華されたことでデザインのバリエーションも増え、着こなしに取り入れやすくなりました。そんな中でも心地良い履き心地とさりげない上品さを望むなら、名品と呼ぶに相応しいエスパドリーユを作り続ける、この3ブランドを選んでおけば間違いありませんよ!
◆ カスタニエール
エスパドリーユを世に知らしめた老舗中の老舗

そのきっかけは、1960年代にイザベル・カスタニエールがイブ・サンローランのためにウェッジヒール(くさび形になっている女性用のヒール)のエスパドリーユを制作したこと。以来、ファッション業界でも知られた存在となり、今でも多くの人達を魅了しています。
品のあるデザインとコンフォータブルな履き心地が魅力で、定番は「パブロ」シリーズ。アッパーは写真のスエードの他にキャンバスもあり、好みに応じて選べます。ヒールにプルストラップが付けられているなど、細部へのこだわりも感じさせます。
ストレスなく履けそうな進化形が真骨頂

◆ ガイモ
よく見ると柄違いなのが洒落てます

伝統を重んじながらも柔軟な発想でデザインされるガイモのエスパドリーユは、シンプルになりがちな夏の足下に新しい風を吹き込んでくれるはずです。ネイビーとホワイトが爽やかなこちらの2足は、履き口に細めのパイピングを施した大人っぽいデザイン。細かい織柄が入ったアッパーを使っており、温かみのある質感も魅力です。
麻のジャケットと合わせたい上品顔

◆ ドンキショース
ピカソも履いた、国宝級のエスパドリーユ

ソールには自社で製造する天然ゴムを使っているなど、全て天然素材で作られているのが特徴で、それを象徴するのがこの「ION」というモデル。スエードのアッパーを採用したクラシックなスタイルは、どんな着こなしにも馴染むスタンダードなもの。一度は履いてみるべき1足です。
こんな変形エスパなら足元がぐっと個性的に

■ お問い合わせ
エスメラルダ 03-3875-3338
ハイブリッジ ショーケース 六本木店 03-3408-8682
バーニッシュ 03-3468-0152