【話題】大人の夜にモテるのは、やっぱりドレスシューズだった

最近は、パーティでもスニーカーを履く人が珍しくなくなりました。気取らないラフさが、時代の主流ってことです。とはいえ、せっかく華やかな場に身を置くのなら、その華やかさをファッションで楽しむのは大いにあり。

周囲がラフなスニーカーだからこそ、むしろパーティシューズで一目置かれようじゃありませんか。特に、夏のパーティシーンは服装がラフになりがち。それでも装飾性の高いパーティシューズを合わせることで、華やかな印象は演出できます。

スニーカーブームも何周かして革靴への寄り戻しがチラホラ散見されていることですし、パーティぐらいは大人の色気シューズに回帰してみませんか？

華やかという意味ではなく、目立つという意味でパーティにオススメしたいのがこちら。登山靴に用いるゲートルを想起させるテクニカルファブリック素材のカバーが、インパクトある足元演出にもってこいです。スナップボタンによって着脱が可能で、脱ぎ履きはベルクロにてオープンを。もちろんパンツはINして堂々と遊ぶのが、正しい履き方です。

ゲートルを外せば、打って変わってオーセンティックなダービーシューズに。カーフレザーの艶やかな光沢が、ドレッシーな印象を与えます。ただし、サイドにはゲートル装着用のスナップボタンがあり、あくまで普通ではないことを誇示します。

ロングノーズ&チゼルトゥが醸し出す、色気たっぷりなラストを採用したステファン。よく見れば、トゥにはメタリックな下地が露出したような演出が施されています。夜顔ポイントは、ここの十八番であるスタッズを配したヒールだけではありません。実はアウトソールは一面メタリックシルバーに彩られています。歩く度に、また膝を組む度にきらびやかに輝きます。

フロントから見れば、シンプルなスリップオン。しかし、少し角度をずらせば、ヒールにデザインされたゴールドカラーのガンチーニビットモチーフがキラリと輝きます。さらには、ここお馴染みのボリューム感も足元インパクトの要因に。ラストだけでなくダブルコバを採用した厚みのあるソールが、普通なら味気なくなりがちなスリッポンをパーティ顔に変えてくれます。

一見ベーシックなダービーシューズかと思いきや、マットなトゥのラバー切り替えに周囲の視線も集まるはず。トゥにデザインされるのは、同ブランドのアイコン的存在であるゴンミーニのソールでお馴染みのペブルモチーフ。艶感のあるカーフレザーのアッパーとマットなラバーとの対比も、そのユニークなデザインを引き立てます。

パーティシューズ探しなら、やはりここは外せません。ジップやメタリック素材使いをはじめ、アイコニックなシューズデザインに定評あるここが作れば、スリッポンもご覧の通りゴージャス極まる1足に。なにせ、クロコダイル型型押しレザー、グリッター、パテントという3大色気素材をミックスしていますからね。これぞパーティシューズのお手本的1足です。