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2022.07.30

谷中 敦が着る、“華やぐオトコ”のスタイル PART2

時代のエッジを凝縮させたモードスタイルには、大人の色気とエレガンス、そしてファッションの楽しみがつまっています。そんなモードのポテンシャルを著名人が華麗に披露するこの連載。第4回目のゲストは東京スカパラダイスオーケストラのメンバーにして、俳優やモデルとしても活躍する谷中 敦さん。PART2では白と黒の華やかなオトコスタイルを着こなしていただきます!

CREDIT :

主演/谷中 敦 写真/前田 晃(maettico) スタイリスト/石川英治 ヘアメイク/MASAYUKI(VOICE) 文/安岡将文

谷中 敦 ボッテガ・ヴェネタ
最先端のデザインやフィロソフィが網羅された、メゾンブランドのウエアたち。そんな極上服における大人ならではの楽しみ方をレクチャーするこの連載。名付けて「大人のモードの遊び方」。第4回目のゲストは、東京スカパラダイスオーケストラのメンバーにして、俳優やモデルとしても活躍する谷中 敦さんです。

大人なモードの遊び方 第4回 主演 谷中 敦

華やぐオトコ PART02

現代における、オトコの華やぎとは一体なんでしょう? 例えば、禁欲的な中に大人の遊びを見出したクラシック、ストイックな中にドラマティックなストーリーを見出したモノトーン、過ぎたるをむしろ賛美した過飾の装い。
それらを、ステージ上で、銀幕で、そしてファインダーの中で華やかなりし姿を披露する、ミュージシャン谷中 敦さんに表現してもらいます。

全3編となるこの企画。パート2となる今回は、「華やぐモノトーン」がテーマ。シンプルでソリッド、がゆえに味気なくも映りがちなモノトーンですが、そこには奥深き魅力が。それを、谷中さんが体現してくれました。
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コート50万500円、ブルゾン27万5000円、パンツ25万8500円、シューズ15万4000円/すべてボッテガ・ヴェネタ(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)
▲ コート50万500円、ブルゾン27万5000円、パンツ25万8500円、シューズ・参考商品/すべてボッテガ・ヴェネタ(ボッテガ・ヴェネタ ジャパン)

BOTTEGA VENETA

白一色だからこそ、シルエットはより際立つ

ドレスの世界では、純白なシャツを着ることがステイタスであるように、白は決して無味な色ではなく、大人の艶とリッチ感を主張するのに打ってつけな色です。というわけで、大人の全身白というのはかなり華やかなこなしなんですね。

まるでスノー スモックパーカのように無垢な白をまとったコートは、コットン×メタリックファイバーによるツイル生地と相まって、ココらしい立体的なシルエットに視線を集中させます。ならば、他もそれを邪魔せず、トラックスーツ&パンツも、共に白でセットアップ。キルティングを配したスニーカーも、その陰影がむしろ存在感を強めてくれます。

華やかゆえに、時にキザに映るオール白コーデですが、スポーティなアイテムをミックスすることで、ちょっと砕けたパーティーなんかで活躍しそうな、大人のモードスタイルが完成しちゃいます。
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谷中 敦 ボッテガ・ヴェネタ
谷中 敦 ボッテガ・ヴェネタ
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谷中 敦 ボッテガ・ヴェネタ
谷中 敦 ボッテガ・ヴェネタ
谷中 敦 ボッテガ・ヴェネタ
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谷中 敦 プラダ
▲ ジャケット35万7500円、ジャンプスーツ22万円、シューズ14万6300円、バッグ25万3000円(すべて予定価格)、ソックス・参考商品 /すべてプラダ(プラダ クライアントサービス)

PRADA

シックにもアクティブにもなれる無限の可能性

アクティブさ、開放感とは無縁のように思える黒。春夏のプラダは、それをショートレングスのショーツで新鮮なスタイルに変貌させています。

シャンブレー生地による膝上丈ジャンプスーツに、コットン製のヘビーツイル生地を用いたアンコンジャケット。その意外な組み合わせが、黒の持つ幅広い魅力をまざまざと見せつけます。ドレッシーでありながらアクティブという絶妙なバランスを成立させちゃったというワケです。

ここにアクセントカラーを効かせるのも、またヨシですが、潔く黒でまとめて、黒の持つ深遠なる魅力をストレートに楽しみたいところ。そんな中、バッグにあしらったジップラインが唯一のアクセントに。こんな1本のラインで十分にアクセント効果を発揮できるのも、黒なればこそです。
これからの季節、デイリーに使える、重くなりすぎない黒スタイルとして活躍間違いなしです。
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谷中 敦 プラダ
谷中 敦 プラダ
谷中 敦 プラダ
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谷中 敦 プラダ
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■ interview

谷中 敦さんインタビュー

本ウェブマガジンでも、度々ご登場いただいている谷中さん。LEON.JPが理想とする粋でいなせなオヤジをまさしく体現する谷中さんは、東京スカパラダイスオーケストラでバリトン・サックス、そして作詞も手掛けつつ、現在はTVドラマ「渋谷先生がだいたい教えてくれる」で主人公を好演中です。

そんな谷中さんが今回披露してくれたモノトーンスタイル。シンプルさの裏側にある奥深さを着こなしで表現してくれました。それと同じく、ステージでショーアップされた谷中さんの華やかな姿の裏側にも、様々な思いがあるようです。

── 谷中さんが考える、華やかなオトコってどんな人ですか?

「華やぐって、つまりは楽しいってコトだと思います。でも、ひとりだけ楽しいのではダメなんです。一緒にいる人、みんなを楽しませている人を見ると、華があるなと思います。実は僕も大人数で飲んでいる時にひとりでも笑っていない人がいると、気になって仕方がないんです。だから気づいたらその人の隣に座って、全力で楽しませています(笑)」

── それって、ステージの上での谷中さんと同じじゃないですか。

「そうですね。スカパラの音楽は、やっぱり楽しませてナンボですから。ステージの上からだと、本当にひとりひとりのお客さんの顔が見えているんです。アンコールの前に一度袖にはけた時とかに、メンバーと『右側にいるあの人、全然ノッてなかったよね』とか話していますよ。で、アンコールで笑ってくれたら、みんなで『ヨッシャー!』って(笑)」

── 万が一、反応が思った通りにいかなかった時は、どうしているんですか。

「みんなで落ち込んでます(笑)。ステージ上では楽しく、華やかに終わりますけど、楽屋に戻ったらみんな喋らないですもん。みんな、自問自答しているんだと思います。逆に、思いっきり盛り上がった時は、みんなでずっと喋っています。体力的にはヘトヘトなはずなのに、うれしいと疲れって吹っ飛んじゃうんですよね」

華やかなステージの裏側では、お客には見せない葛藤や苦悩があることを教えてくれた谷中さん。最終回となるパート3では、さらにどんな着こなし、どんなお話を聞かせてくれるのでしょう。乞うご期待!
PART1はコチラ
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谷中 敦 東京スカパラダイスオーケストラ

● 谷中 敦 (やなか あつし)

1966年、東京生まれ。世界を股にかける大所帯スカバンド、東京スカパラダイスオーケストラで、バリトン・サックスを担当。演奏家として以外にも、作詞家、モデル、そして俳優など、垣根を超えたマルチな活躍を見せる。現在、全国ツアー「BEST OF LUCK」開催中! TOKYO MXにて毎週火曜23時30分から放送中のTVドラマ「渋谷先生がだいたい教えてくれる」に主演として出演中。

※掲載商品はすべて税込み価格です

◾️ お問い合わせ

プラダ クライアントサービス 0120-45-1913
ボッテガ・ヴェネタ ジャパン 0120-60-1966

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