いま、一番いい塩梅なシャツといえば？

こちらの記事で、仕事場でもさり気なく“ちょいカワイイ”を演出するテクニックとして、バンドカラーシャツを提案しましたが、ここではさらに、どんなバンドカラーを選ぶべきかをお伝えいたしましょう。

まずは、バンドカラーの魅力をおさらいしますと。ビジネススタイルも多様化した現代。こと春夏シーズンにおいては、クールビズに伴うノータイコーデは当たり前になっています。そうは言っても、あくまでビジネスシーンですから、取引先や部下にだらしない印象を与えるのは厳禁。そんな時に重宝するのが、あえて襟をなくしたバンドカラー。同じノータイでも襟付きとはまた違った印象を添え、大人カワイさ（＝ヌケ感）とともにすっきりとした首周りを構築しますから、軽快にきちんと感を演出できちゃうんです。

特に昨今は、さまざまなブランドがバンドカラーシャツを手がけていますから選択肢も豊富。中でも素材や色で遊びを効かせた一着を選ぶのが吉です。クタッとしたリネンで大人の枯れ感をプラスしたり、シャンブレーやストライプでVゾーンにアクセントを着けたり、と。休日のカジュアルスタイルにも活用できるので、一着持っているとかなり便利ですよ。

ここ最近、再び注目されている紺ブレとも相性は抜群です。シャンブレーのバンドカラーをセレクトし、男前なミリタリーパンツと合わせクラシカルなスタイリングですが、ヌケ感のあるバンドカラーがイマドキ感と軽快さをしっかりアピールしてくれます。

軽快なリネン素材が開放感と清涼感を後押し。その分、ラフになりすぎないようネイビー×ブラウンの上品なカラーでカバーしているのがポイントです。ゆとりあるシルエットでありながらも長すぎない丈感のため、一枚で着ても野暮ったさは皆無。

一枚でもサマになるこちらは、サイドからアクセスできるマチ付きのビッグポケットがアクセントに。滑らかな風合いのコットンを採用し、ほっこりした印象を与えるライトグリーンも相まって、ちょいカワイイスタイルを簡単に実現してくれます。

使い勝手のいいベージュは、夏のお供に活躍必至。こちらは、創業50年を超えるイタリアのシャツメーカーに、ビームスがワンサイズ大きめのボディで別注したもの。コットン混リネン生地によるサラリ＆クタッとした着心地が、上質なリラックスムードを提供します。

ボディはウィッシュ加工を施したコットンポプリン。適度にコシの抜けたアンティークのような質感が肌なじみ良く、快適な着心地を実現。立ち襟の具合を五分立ち程度に調整し、すっきりとしたルックスを楽しめます。