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2019.10.01

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アクアスキュータム「キングスウェイ」

「アクアスキュータム」のトレンチコートが本物と呼ばれる理由

2019年秋、トレンチコートの歴史そのものを体現するアクアスキュータムの名作『キングスウェイ』が復活。その魅力をコーディネイト術、プロダクト、歴史まで徹底解剖いたします。

CREDIT :

写真/小林孝至 スタイリング/村上忠正 ヘアメイク/勝間亮平 文/竹内虎之介

この秋、トレンチコートの代名詞が復活!

1930年に誕生したアクアスキュータムのキングスウェイは、世界で初めてモデル名が付けられたトレンチコートといわれる歴史的名作。しかし、同ブランドでもここしばらく、その名前は使用されていませんでした。そんな由緒あるモデルがこの秋、進化を遂げて戻ってきました。本コンテンツではその魅力を全方位的にお伝えするとともに、アクアスキュータムが歩んできたトレンチコートの歴史を紐解いていきます。

ACT1 STYLE

オン・オフ余裕な万能コートである理由とは?

英国流のクラシックな装いに欠かせないトレンチコートですが、そもそもはミリタリーから生まれたタフなアイテム。だから、正統派のスーツスタイルはもちろん、実はカジュアルにまで幅広〜く使えるのです。

オンスタイル

クラシカルなスーツスタイルをモダンに演出

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トレンチコート20万円、スーツ20万円、シャツ2万4000円、タイ1万8000円/全てアクアスキュータム(レナウン プレスポート)、靴スタイリスト私物
トレンチコートの正統を体現するキングスウェイゆえ、タイドアップしたスーツスタイルとの相性は言わずもがな。さらに今回復活した新作はシルエットがシャープなうえ、生地にも艶やかなものが採用されています。なので、クラシカルなムードを存分に堪能しつつモダンに着こなすことができるのです

オフスタイル

サラリなカジュアルもエレガントにキマります

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トレンチコート20万円、ニット3万8000円、マフラー4万6000円、パンツ2万6000円、グローブ2万8000円、靴参考商品/全てアクアスキュータム(レナウン プレスポート)
オリジンに漂う余裕のある雰囲気は大切にしながらも、ほどよくスリムにモディファイされた新生キングスウェイ。そのサジ加減絶妙なアップデイト感があればこそ、ニットの上にサラリと一枚、といったカジュアルなこなしもエレガントにキマります。
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ACT2 PRODUCTS

オリジンの魅力を現代的に纏える新生キングスウェイ

1959年にアクアスキュータムを象徴するはっ水生地“Aqua 5”が誕生して今年でちょうど60年。そんな記念すべき年に復活を遂げたキングスウェイは、当時と異なる素材感とオリジンのディテールを丹念に再現したクラシカルなスタイルが魅力です。一方で、シルエットには時代の空気感を注入。モダンな装いに似合う“進化する本物”へと生まれ変わったのです
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トレンチコート20万円/アクアスキュータム(レナウン プレスポート)
ダブルブレストでラグランスリーブ。両肩にエポーレット、ウエストにベルトを備えたスタイルは、1930年にキングスウェイが誕生して以来、変わることのない普遍のデザイン。トレンチコートを象徴するディテールのひとつである右胸のガンパッチも、オリジンにより近い形状が採用されています。
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トレンチコート20万円/アクアスキュータム(レナウン プレスポート)
今回の新作において、キングスウェイの名前とともに復活したのが、バックスタイルで一際目を引くストレートラインのヨーク。トレンチコートになくてはならない、雨の侵入を防ぐこのディテールに伝統のスタイルが帰ってきました。
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英国製コートオーダーフェアを開催!

2019年10月4日(金)から20日(日)まで、17日間の期間限定で英国製コートのオーダーフェアを全国のアクアスキュータム メンズ・ショップで実施します。コットン100%のAQUASCUTUM Aqua 5のなかから好みの色を選び、さらにサイズ、ボタン、バックルをセレクト。アクアスキュータムのオリジンである英国のファクトリーでこだわりの一着に仕上げます。対象アイテムはキングスウェイとプリンスゲイトの2モデル。生地の色は、定番色のベージュ、ネイビー、アイボリーに加え、オーダー限定カラーであるシャンブレーベージュとシャンブレーカーキの全5色が揃います。料金は既製品プラス3万円。納期は2020年1月末の予定です。

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ACT3 DETAIL

トレンチをトレンチたらしめる伝統のディテール

トレンチコートの凝ったディテールは単なる飾りではありません。そもそも戦場で鍛えられたそれぞれのパーツには、機能に基づく理由がちゃ〜んとあるのです。そして、そんなディテールを生まれながらにして備えた、トレンチコートのオリジンたる一着がアクアスキュータムのキングスウェイというわけです。

生地

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1959年、水の代わりにシャンパンをかけるという派手なデモンストレーションとともにデビューしたはっ水生地AQUASCUTUM Aqua 5こそ、キングスウェイの最も大切なエレメントです。キングスウェイが今年復活したのも、この生地の誕生60周年を記念してのこと。はっ水、はつ油、引き裂きへの強さ、長綿、厳選された天然素材と、その名のとおり5つの特徴を備えたAQUASCUTUM Aqua 5ですが、今回の新作ではナチュラルコットンのなかでも上質なギザ96を使用。自慢の機能性に加え、高級感にもさらに磨きがかかりました。

スロートタブ

襟の裏には、立てた襟をしっかりと固定するためのスロートタブを収納。両襟の裏側にボタン留めすることで喉元からの風雨の侵入を防ぎます。これも厳しい自然環境での使用を考慮した本格トレンチコートならではの仕様です。

エポーレット

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ミリタリーウエアの象徴ともいうべきエポーレットは元来、将校たちの地位を表すパッチをつけるための場所。また、グローブや双眼鏡のストラップを通してしっかり固定するという機能も担っていました。キングスウェイのエポーレットは、ループを通しボタンで留める古式ゆかしい本格仕様です。
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スリーブストラップ

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袖口には、風の侵入を防ぐべくバックル付きのストラップが装備されます。ウエストベルト同様、革でくるんだバックルと糸でかがられたアイレットによる、手の込んだ贅沢なつくりが特徴です。

3枚はぎのスリーブ

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今回復活したキングスウェイでは、袖のつくりにオリジン同様の3枚はぎスタイルが採用されています。この手間のかかる仕様により、シャープにアップデイトされながらも腕の動きを妨げない、立体的なスリーブを実現。

Dリング

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第一次世界大戦当時、ナイフや手榴弾、水筒などを下げるために使用されたベルトのDリング。現在では装飾的な意味が強くなったパーツですが、6本ステッチにより十分な強度を確保したベルトとともに、トレンチコート特有の男らしさを演出します。
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インバーテッドプリーツ

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バックスタイルには、深く切れ目のないインバーテッドプリーツが設けられています。これはレインコートとしての機能をしっかりと果たしながら、兵士が迅速に行動できるよう考案された形状。こうした仕様を見ても、トレンチコートが元来機能本位のギアであったことがよくわかります。

クラブチェック

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ライニングに施されているのはアクアスキュータムのアイデンティティを表すクラブチェック柄。この柄は1976年に創業125周年を記念して発表されました。また、ライニングには新聞などをすっぽりと収めることのできる大型のマガジンポケットが装備されているほか、外ポケットからジャケットやパンツのポケットに直接アクセスできるよう工夫された、スルーポケットが採用されています。
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トレンチコート購入者だけのサービスプログラムも充実

アクアスキュータムでは、一着のトレンチコートを長く愛用してもらうためのサービスプログラムも多彩に用意。対象商品を購入後、アプリより「TRENCH Member’s」に登録することで購入から6年間、ネーム刺繍サービスや再はっ水サービスが無料で受けられます。ネーム刺繍サービスは4種類のデザイン、5色の糸より好きなものを選び、所定の位置にネームを刺繍できます。再はっ水サービスは、購入3年目からサービス有効期限まで最大2回の利用が可能。クリーニング後のトレンチコートに再はっ水加工を施し、大切なコートを蘇らせます。
詳細はこちらへ ※一部サービス除外店舗があります

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ACT 4 HISTORY

トレンチコートの歴史はアクアスキュータムとともに

俗に、サラブレッドの血統を遡っていくと祖先は必ず3頭の馬にたどり着く…なんていわれますが、トレンチコートの世界もまったく同じ。その源流はいくつかの英国ブランドにたどり着きます。アクアスキュータムは、まさにそんなトレンチコートの起源のひとつ。その歩みを振り返ることで、トレンチコートの歴史が見えてきます。
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第一次大戦下で軍用コートとして誕生

アクアスキュータムの名を世界に知らしめたトレンチコートが最初に作られたのは第一次世界大戦中のこと。英国陸軍の要請を受け、1914年にサービスキット(軍用品の一揃え)の一環として納入されました。記録に残る将校用のコートは、厚手のウールギャバジン製で水を通さないオイル仕上げの芯地を用いたものでしたが、スタイルはすでに現在のトレンチコートとほぼ同じ。つまり、この軍用コートこそがトレンチコートの起源と呼べるものなのです。ちなみにトレンチとは第一次世界大戦において重要な役割を担った塹壕のこと。このネーミングからも、トレンチコートが戦場で生まれた当時の高機能アウターだったことが伺えます。
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銀幕のスターによって一気にファッションアイテムへ

トレンチコートを語るうえで“ミリタリー”と並ぶ重要なキーワードといえるのが“映画”です。戦場で生まれたトレンチコートは、銀幕のなかで名優たちに着用されることで、男らしくも優雅なファッションアイテムへと変貌を遂げました。なかでも象徴的なのが、1954年公開の映画『ケイン号の叛乱』でキングスウェイを着たハンフリー・ボガートでしょう。彼はさらに代表作『カサブランカ』のプロモーションで世界を巡る際にも、アクアスキュータムのトレンチコートを着用しました。以降、アラン・ドロンやピーター・セラーズ、マイケル・ケインらがあたかも登場人物の分身のように着こなすことで、アクアスキュータムのトレンチコートはタフにしてエレガントな男のアイコンとなったのです。
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Everett Collection/アフロ

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