ロックTシャツ【Vol.2】はコチラ
今回は最終回。改めてロックT選びの基本から。
前記事をお読みの方は飛ばしちゃってください!
ロックTシャツのよいところは、音楽が聞こえてくること。ライダーズやエンジニアブーツなど、ほかにもロックなファッションアイテムはいろいろありますが、ロックTはそんなどれよりも強力で単純明快。着こなし方とか、コーディネートとか、そんなアレコレはまったく関係なく、ただ着るだけで「ロックだ!」とわかるし、どのアーティストのどの曲かなぁんてことまで伝えられる。まさに「音楽を着る」という感じなのです。
しかもロックTは、そのアーティストのイメージを纏えるのが魅力。ストーンズなら問答無用のロックな格好よさとか。グレイトフル・デッドならピースでハッピーとか。ニルヴァーナなら知的なひねくれ者とか。メタリカならヘヴィで強面とか。たとえ、ちょい気弱な男子でも、華奢な女子でも、少々ビール腹のオヤジでも、そんな感じに「なりたい自分」になれる。そこが素晴らしいのですね。さて。ということで、そんなロックTをご紹介するのが、この特集のテーマ。なのですが、その前に大切なポイントをお話しします。
● ポイント
で、それで「ニセモノ着るのは恥ずかしい」とか「もっと勉強しろ」とか。そしてそれは正論。レコードやCDなどと同じく、ニセモノを買うのはアーティストの利益を阻害するもので、決して許されることではない。ロックを愛するファンならば、手を出してはイケナイのです。
が、しかし。真贋の見分けは難しいのですよ。
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ということで、いよいよロックTをご紹介。なお、すべて私物のため、問い合わせ先はありません。
●7:販促用(非売品)
レコード会社がプロモーションで制作したもの。非売品のため枚数が少なく入手困難なのも魅力です。
●8:おまけ
CDやDVDなどの「初回限定」とか「限定ボックス」といった特別仕様によくある「Tシャツ付き」のもの。これも枚数は多くなく貴重さが魅力です。
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●9:ファッションブランド
ロックとファッションは切り離せないもの。そんなことからファッションブランドの制作したロックTというのも多数ある。ファッションブランドならではの洒落たデザインもあり見逃せないのです。
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マリリン・マンソンの有名なTシャツをアレンジしたもの。オリジナルはジャスティン・ビーバーのツアーTで、前面にマリリン・マンソンの顔写真と名前を、そして背面に「Bigger Then Satan」「BIEBER」と記されていた(それで大喧嘩になった)。これは前面を名前のみに、背面の「BIEBER」をブランド名(ELVN)に変更。捻りが利いてます。
マリリン・マンソンの有名なTシャツをアレンジしたもの。オリジナルはジャスティン・ビーバーのツアーTで、前面にマリリン・マンソンの顔写真と名前を、そして背面に「Bigger Then Satan」「BIEBER」と記されていた(それで大喧嘩になった)。これは前面を名前のみに、背面の「BIEBER」をブランド名(ELVN)に変更。捻りが利いてます。
● 福田 豊
ロックと猫を愛するライター&編集者。ファッション、時計、クルマなどライフスタイル全般について執筆。趣味は除湿と靴磨き。毎月1回以上ライヴを観に行く、を目標に奮闘中。そのあたりの報告と、ロックTシャツの紹介をインスタグラムでやってますので、よろしければフォローをお願いします。ID : fukuda1959