意外と好相性！？ 迷彩×ボーダーのモテる着こなしとは？

オトコらしい、無骨、ワイルドといった印象のカモフラ柄。大人になると、そのいかにもミリタリーな印象から、シーンによっては敬遠する人も少なくないでしょう。でも、そんなカモフラ柄アイテムを、春らしく爽やかに着る方法があるんです。そのカギとなるのが、今シーズン注目のボーダーカットソーです。

言わずと知れた、マリンスタイルにおける鉄板アイテム。リゾートやフレンチカジュアルの定番でもあるボーダーカットソーは、爽やか演出にはもってこいのアイテムです。カモフラ柄とは対極の存在ですが、実は相性がすこぶるイイんですよね。そもそも柄×柄ってどうなの？ って声が聞こえてきそうですが、ボーダーはあらゆる柄の中でも比較的シンプルなパターン柄とあって、意外にブツからないんです。

とはいえ、ボーダーカットソーに迷彩パンツを合わせるのはトゥーマッチ。全身が柄になって、悪目立ちしちゃいますからね。迷彩柄はあくまでアウターってのがミソ。迷彩からボーダーがチラッと覗くくらいが丁度いいんです。ボトムスは無地を選んでバランスを取るのが正解。

折しも、アメカジと同時にフレンチカジュアルもトレンド。アメカジとフレンチという2大トレンドを一挙両得デキちゃいます。ちょっと難易度高めの着こなしですが、そこらのミリタリー小僧との差別化もできる、モテる大人のミリタリースタイルが完成しますよ！

サラッとしたフィンクスコットン製のギャバジン地を採用するブルゾン。そもそもトーンが低めとあって無骨さを感じさせないカモフラ柄ですが、ボーダーのバスクシャツを合わせることでより爽やかな印象に。白ベースのボーダーであること、そしてパンツを含め、全体をライトトーンでまとめたのもその要因です。

ベトナム戦争時代のUSタイプ1ブッシュジャケットにインスピレーションを得た一着。そんな触込みから期待する通りの無骨さを示すジャケットも、ボーダーのバスクシャツとならこのとおり。カモフラ柄も軽快なコットンリネンも、野暮ったさを抑えた大人カワイイ顔に。

どこかアーティスティックなカモフラ柄。ストレッチ性を備えたポリエステル地は、リブを配したブルゾン仕様と相まって、ミリタリー&スポーティな印象に。そこに白面積多めなボーダーのバスクシャツが大人カワイさを。スタンドカラーも、ボートネックなら詰まって見えません。

カモフラもボーダーも、どちらもダークトーン同士。あくまでオトコらしさ成分を多めに装いたい時には、こんな組み合わせがオススメです。といっても、防水性を備えたテクニカル素材のコーチジャケットタイプとあって、質感は軽め。ボーダーもニットなので、エレガントなドレープを見せます。

遠目には気づかないかもしれないほど、うっすらと控えめなカモフラ柄。リネン混の生地は実にソフトかつドレーピーで、これ自体でも十分に大人カワイイ感を楽しめます。それはつまり、白ベースのボーダーだと、軽さが勝ちすぎるってコト。ダークネイビーベースで引き締めるのが正解です。