【人気】大人だってパーカ着ていいでしょ!? なら、こんな3着

ここ数シーズン、多くのメゾンではラグジュアリー・ストリートなスウェットパーカが大人気。アウターとして1枚で着るのはもちろん、ブルゾンだけでなくジャケットなどのインにもコーデイネートして巧みに組み合わせるスタイリングは、パリやミラノのランウェイでも散見されるほど。

そこでうまい具合にコーデに取り入れてみたいのですが、大人が着るとまるで部屋着か中学生の部活後みたいに見えてしまわないかとの心配も。そこで、ここはやはり流行らせ元でもあるラグジュアリーなメゾンのスウェットパーカから、インナー用にちょうどいいプリントもののパーカをチョイスするのが鉄板です。

もうひとつ選びのポイントとして、モノトーンのアイテムを選ぶと、大人ストリートに相応しいものになるかと。あまり派手系に色柄にすると、流行とか関係なく年中デニムをはいている西海岸系サーファーや、アメカジ古着好きの若者みたいに見えてしまうので、ご注意を。

結論はメゾンのモノトーンプリントパーカ。スウェット素材の肉厚味や、今風のビッグシルエットの感じも、昔スケボーしてた頃のスウェットパーカオヤジに見せないポイントです。くれぐれも昔のスウェットパーカをひっぱりだしてこないようしましょう。

スウェットのプリントパーカにブルゾンを重ねたコーデも、そのままでは昔どおりのアメカジ系ストリートになってしまいます。世代によっては、渋カジを思い出してしまうかと。そこで黒を主体にモノトーンで着るのが現代的大人ストリートのキメ手。パンツもクロスラなら、ぐっと大人の雰囲気ですし、足元のクロスニならハズすことはありません。

さらにコチラのようにサンローランのストリートスタイルは素材もリッチで、いまどきなストリート・ラグジュアリーを体感できるはず。ブルゾンは背中にスパンコールとビーズでラジカセをプリントしていたり、ヒップでなあしらいもされています。新生サンローランのロックなロゴとの相性もよく、大人ストリートの好例というわけです。

今季のゲストデザイナーに迎えられた、故カール・ラガーフェルドのイラストや手書き文字などをコラージュしたフーディ。一見、80年代風の英字新聞コラージュのようなところや、モノトーンで統一しているところなんかに、今風ストリートのエッセンスを感じさせます。カンガルーポケットが貫通ではなく左右で独立しているのが面白いデザインです。

真っ白スウェットパーカは、肩がドロップするほどのゆったりとしたサイズ感も今風なところに、数々の気になるモチーフが。ルイ・ヴィトンのメンズ・アーティスティック・ディレクターでもあるヴァージル・アブローが手掛けるデザインエレメントを配置することで、アイコニックな現代のスウェットパーカのデザインになっています。ロゴデザインはもちろん、なにかの設計図も大学で建築を学んでいたこともあるヴァージルならでは。一枚で着ても、知ってる人が見れば一目置かれること請け合いです。