【鉄板】今年、話題になった人気スニーカー5選。ナイキ、アディダス、リーボック、アシックス

2019年もさまざまなスニーカーが登場しました！ なかでもハイテクスニーカーの先駆け「ポンプフューリー」がアディダスの「ブースト」シリーズとコラボしたり、はたまたナイキの「エア フォース 1」がゴアテックスを取り入れたりと、これまでにない新機軸が続々登場したのも記憶に新しいことでしょう。

そんな履いてるだけで注目を浴びる＝“モテる”スニーカーを、コレクター歴11年の @hanc_210 さんに選んでいただきました。今回は、その私物コレクションから珠玉の5足をご紹介。ぜひ、2020年のスニーカー選びの参考にどうぞ！

ナイキのなかでも定番中の定番「エア フォース 1」。なかでも今年発売され、多くの注目を集めたのがこちら、「ゴアテックス」とのコラボモデルです。ちなみに「ゴアテックス ファブリクス」とは、1969年にゴア社によって生み出された繊維素材で、高い防水性と透湿性がその特徴。当初はテントの生地やアウトドアウェアなどに用いられていましたが、次第にその機能性が評価され、現在では数々のファッションブランドにも採用されています。

本モデルでは、アッパーにメッシュとレザーを使用しつつも、メンブレンにゴアテックス ファブリクスを取り入れることで防水性を高めています。それでいて透湿性を保っているので、ムレることなく雨の日でも安心。全天候型の一足は、持っていればあらゆるシーンで活躍します。

最大の特徴はやはりそのロゴ。サイドに配された「GORE-TEX」の文字とヒール部のナイキのロゴはビビッドなオレンジカラーで足元のポイントに。また、アッパーの素材は黒で統一しながらも、シボの入ったレザーとメッシュの切り返しで上質な立体感を演出します。タフな印象のガムソールはストリートやミリタリー系にもハマるので、ミックススタイルを楽しむ際にも重宝するでしょう。

2015年からスタートしたカニエ・ウエストとアディダスのコラボレートライン「YEEZY（イージー）」。そのなかでも一番のヒット作と言えるのがこの「YEEZY BOOST 350 V2」です。こちらはサイドの一直線のラインが特徴で、これまでに数々のカラーバリエーションが登場しました。そして、今季リリースされたこの「Citrin」は、ベージュとグレイッシュブルーのコンビカラーで落ち着いた雰囲気が特徴となっています。

伸縮性のあるプライムニットのアッパーと、つま先からかかとまで敷き詰めた「ブースト」フォームにより、履き心地は抜群。そのボリューミーなソールはデザインのポイントにもなっています。「YEEZY BOOST 350 V2」は今後もさまざまなカラー展開が期待されるので、まだ持っていなければ、このカラーならずとも一足は入手しておくことをオススメします。見た目にも軽く、着脱も楽チンなのでリゾート履きにもぴったりです。

リーボックを代表する「ポンプフューリー」が、メーカーの垣根を超えてアディダスの「ブースト」とコラボ！ 今年発売されたスニーカーのなかでも、最も衝撃的だったのはこの一足かもしれません。とりわけこの“シトロン”と呼ばれるカラーモデルは、「ポンプフューリー」の初代カラーとして根強い人気を誇るもの。ダブルブランドが入ったバンドやアクセサリータグは、さらに特別感を高めます。

デビューから25年を過ぎても色あせないデザインは、まさに秀逸のひと言。さらに見た目だけでなくその履き心地も見逃せません。甲全体をポンプシステムで包み込むスリッポンタイプなので、サッと履きやすく、また「ブースト」テクノロジーによって高いクッション性も兼ね備えます。一見奇抜に見えますが、もはや定番の型なので幅広いスタイルにも対応。ちなみにこちらの「ポンプ×ブースト」はカラーバリエーションも増殖中なので、「ちょっと自分には派手かも…」という方は好みに合わせて別の色を選んでみてはいかがでしょうか。

カプコンの人気ゲーム「ロックマン」とアシックスがコラボした本モデル。レトロなゲームの世界観を、ボリューミーなソールが特徴の「GEL-BND」に落とし込んでいます。光沢のあるアッパーには8ビット調で描かれたアシックスストライプが、左足のシュータンにはカタカナで「アシックス」の文字が、そしてインソールにはノーミスで全面クリアすることを示す「オールボス、ノーダメージ」の文字がレトロなデザインで配されています。

ベースとなる「GEL-BND」は、もともとトライアスロン用のシューズをライフスタイル用にリモデルしたもの。厚みのあるチャンキーソールはダッドスニーカー風で、レトロなデザインともぴったりマッチします。また、初代ファミコンソフトのパッケージイラストをそのまま使用しているという靴箱にもぜひ注目を。遊び心の効いた一足は、見ていても履いていても楽しい気分にさせてくれます。スニーカートレンドのなかでも、近年「アシックス」はそのブランド力をメキメキと上げてきているので、感度の高い方には特にオススメです。

バスケットボールの神様として知られるマイケル・ジョーダン。そのシグネチャーモデル「エア ジョーダン」の最新作がこの「エア ジョーダン 34 PF」です。こちらは、日本人で初めてNBAにドラフト入団した八村塁選手の着用モデルでもあります。もちろん一流の選手が実際の試合に履くものなので、その機能は折り紙付き。本モデルでは特に、高いクッション性と驚くほどの軽さがウリとなっています。

世界的な人気を誇る「ジョーダン・ブランド」ですが、長年培ったテクノロジーの高さにも注目です。特に本作では「軽さ」に重点が置かれ、土踏まずの下のミッドソールにはなんと空洞が。さらに軽量なメッシュ素材をアッパーに使用しているため、実際に手に取ってみると驚くほどの軽さとなっています。コントラストの効いた白・黒・赤のデザインは、高いファッション性を兼ね備え、足元のポイントに。今後、八村選手が初めてNBAで着用したモデルとして語り継がれることは間違いないので、今買っておくことを強くオススメします。

ここからは、各シューズのディテールや外箱をもっと見たい！ という方に向けたフォトギャラリーをお届けします。その細部までたっぷりご覧ください！