2020.01.31
人気復活! 定番アウターM-65を大人っぽく見せるなら、今どう選ぶ?
M-65タイプジャケットは大人ミリタリーの定番ですが、ミリタリーカーキのコットン素材というドンズバのものを選んでしまうと、さすがに古着マニアな印象に陥ってしまいがち。大人が街着に選ぶべきは、異素材M-65がマストなのです。
- CREDIT :
スナップ・写真/Yu Fujiwara(@8and2)、Massi Ninni 静物・写真/蜂谷哲実(hachiya studio) スタイリング/稲田一生 テキスト/池田保行(04)
M-65は、ミリタリーっぽくない素材と色選びが肝心です
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古着やヴィンテージ系のリアルM-65は一部の洒落者を除いてはマニア向け。適度にアレンジされたデザインタイプを選ぶのは基本なのですが、さて、どんなタイプを選べば今っぽいでしょうか。スナップを参考に考えてみました。
まず一人目をご覧ください。鮮やかなオレンジ色のM-65はアンブッシュ。手元にはアイコニックなオレンジチェーンのルイ・ヴィトンのクラッチ、スニーカーもオレンジカラーのナイキのエアマックス。ここまで気合いの入ったオレンジコーデには気概を感じさせますよね。つまりはM-65も、オリーブなどの定番色よりちょっと新鮮なカラーを選ぶとモダンに見えるんですね。
お二人目はややロング丈でウール素材のM-65タイプジャケットを着てらっしゃいます。この方もいわゆる定番のコットンM-65とはまったく違うアプローチのデザインM-65ですね。インにはレンジ色のTシャツとジージャンを合わせて、ストールを差しているのがおわかりいただけるでしょう。
カジュアルのカテゴリーでもミリタリーとデニム、そしてウールのスカーフという組み合わせは、ミスマッチを助長するテクニック。そもそもミリタリー×クラシックのミスマッチを定着させたイタリアの洒落者たちのさらなる着こなしテクと一緒に、カラフル&異素材M-65を取り入れてみてはいかがでしょう。
◆ オススメのM-65 その1「シー ピー カンパニー」
得意技のガーメントダイで存在感をアピール
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◆ オススメのM-65 その2「モンテドーロ」
上品なヘリンボーンウール素材は実に大人っぽい街ノリ
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◆ オススメのM-65 その3「ムーレー」
独特の上質素材でオーラを感じさせるM-65
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