2020.01.23
普通のおじさんがトレンドの英国柄コートを着ると逆におじさん感が加速する!? 正しい回避の仕方とは?
ヘリンボーンやグレンチェックなど、この冬は英国調のクラシック柄が流行中。ですがこうしたコートの着こなしを一歩間違えると、かなりおじさんっぽい印象になりかねません。ではどうすればいいのか? 着こなしのコツを考えてみました。
- CREDIT :
スナップ・写真/Yu Fujiwara(@8and2)、Massi Ninni 静物・写真/蜂谷哲実(hachiya studio) スタイリング/稲田一生 テキスト/吉田 巌(十万馬力)
パンツのシルエットが着こなしの見映えを変えます
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これらのコート、お洒落な若者が着るとカッコよくまとまるのですが、フツーのおじさんが何の気なしに羽織ると、柄自体がクラシックなせいか、よりおじさん臭さが加速するきらいも……。それを回避する手段として、一番手っ取り早いのは下半身のシルエットの見直しです。
上掲の2枚のスナップがその参考例。1枚目の御仁は普通のスラックスではなく、腰回りにほどよいゆとりを保ちつつ、膝下がシュッとテーパードした今どきなグレー〜ブラウンのスラックスを着用。パンツの長さも九分丈とスッキリしているので、コート自体はオーセンティックでも、モダンで軽快感あるスタイリングとなっているんですね。
一方、2枚目の御仁はスリムなコーデュロイパンツとスエードブーツで下半身をミニマムにまとめたのがポイント。結果かなり若々しく見えますし、年季の入ったオヤジの茶目っ気や不良(ワル)っぽさも感じられます。
もちろん、このようにボトムスにこだわる以外に、思い切ってコートそのもののシルエットやデザインで攻めてみるのも手。たとえば下で紹介するような少しモードテイストな一着なら、柄がクラシックであっても全然野暮には見えません。
いずれにしろ流行りの英国柄コートに挑戦するときは、ぜひこの記事を思い出してくださいませ。
◆ おすすめの英国柄コート 「ジュンハシモト」
程よくエッジの効いたモダンなヘリンボーンコート
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こういうコートをハラリと纏えば、けっしておじさんっぽい印象とならないはず。デニムなんかとの合わせも最高にキマります。
■ お問い合わせ
ジュンハシモト 表参道ヒルズ 03-5414-1400