【新作】いまから春まで使えるフードアウター5選

春が近付き温かくなれば、外出のシーンも自然と増えるもの。そういった始まりの季節をアクティブに装うのであれば、断然フード付きアウターがオススメです。

というのも、春らしい軽快な着こなしは日差しがある日中はまだしも、ちょっと風が吹く時刻になると、ヒヤリと寒さを感じてしまうワケで、そういうシーンにおいてフードは風よけとして非常に重宝するものだから。ショート丈なら、コートのミッドレイヤーとしても重宝します。

また、フードは被らずとも着こなしをスポーティかつ快活に見せる効能も兼備しており、そういう意味でも見逃せないディテールなのです。機能的にして“若見え”効果も十分に期待できるフード付きのアウター。

今回はファッション性と機能性を兼備する逸品からピックアップしました。

プレミアムなダウンジャケットやテクニカル素材のコートで知られるイタリアのヘルノ。このフードブルゾンは、そんなヘルノのセンスが詰まった真に使える逸品です。

というのも身ごろに区切ってダウンを仕込んだ一着は、袖部分を細身の厚手カットソー生地に替えており、ダウンウェアにありがちなモコモコ感を抑えたデザイン。

春ダウンらしく薄手に作られているので、コートの下に着込むミッドレイヤーとしても非常に役立つ一枚です。

こちらも“ダウンウェアのロールスロイス”と異名をとるムーレーの新作。ただしこの一着はダウンではなく、薄手のナイロンを使用した春季に最適なパーカブルゾン。

浮き立つシーズンにピッタリなイエローと、シックに着こなせるサンドベージュという、表情が異なるリバーシブルがポイントです。

ムーレーらしくジップやコードストッパー、ハトメに至るまでオリジナルのメタルパーツを使用しており、スポーティにして非常にラグジュアリー。撥水加工を施しているので悪天候でも心配せずに羽織れます。

シーラップで長年定番として展開されてきたドライビングブルゾンのビームス別注モデル。従来のモデルから着丈を1.5cm詰めることで、よりすっきりとした着用シルエットに。

持ち運びに重宝するパッカブル仕様ながら、秀逸なパターンワークによって優れた着用感を実現しました。日本製の極薄のタフタ生地のツヤ感も見ドコロ。

機能的でありながら洗練された唯一無二の物作りを標榜するタトラス。この新作もそのコンセプトにたがわぬ念入りの仕上がりです。

留め具を伏せた比翼仕立てやステッチングも目立たせないフードコートは、ミニマルでモードな洒落感を漂わせるデザイン。機能性に富んだポエリエステルを用い、ジップとボタンで留める二重フロント構造ゆえに防寒性も完璧です。

肩や胸周りなど随所にダーツを取った独自の仕立てにより、他にはないフィットとシルエットが味わえます。

英国ではレインコートの代名詞とまで謳われる長い歴史を持つマッキントッシュ。昨今はモダンなデザインを取り入れた次世代モデルを多彩にリリースし人気を博しています。

淡いイエローのバルカラーコートはまさに温故知新を感じさせる一着。伝統のゴム引き素材を使用しており、完全な防水性･防風性と同時に手応えある張り感を味わえる仕上がりです。

フードはボタンにて脱着可能。雨天や強く風が吹く日なども、こんなカラーのコートがあれば晴れやかに外出が楽しめます。