2020.02.05
【定番も進化!?】大人が着るべきニットがゆる〜い感じになってる?
ニットは冬のマストアイテムですが、もう何年も買い換えていない、なんて方もいるのでは? 定番だからこそアップデートすることで、グッとこなれた着こなしが完成しますよ。
- CREDIT :
写真/蜂谷哲実(hachiya studio) スタイリング/小野塚雅之 文/安岡将文
ゆったりシルエットで、余裕のある大人を演出
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従来の大人ファッションにおけるニットは、見頃もアームも細身が主流。しかし、ドレススタイルでさえリラックスがキーワードとなる昨今、カジュアルにおいては当然ゆったりしたシルエットが多勢を占めているんです。
ただし、もちろんユル過ぎは禁物。着丈が長過ぎたり、身幅がワイド過ぎたり、袖先のたまりが多すぎたりといった過剰なオーバーサイジングは、子どもっぽく見えてしまいます。
今回ピックした4着は、その辺りの塩梅が絶妙ですから、着るだけで即イマドキなこなれスタイルになりますよ。
◆ ジョン スメドレー
あの名門も、ゆったりシルエットに注目してます
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1980年代のアーカイブからインスピレーションを得た、サドルショルダーもその一因。ショルダーの繋ぎ目を前後に逃がし、そこに幅を持たせることで、快適な着心地を楽しませてくれるんです。
◆ トゥモローランド
ゆったり+ざっくりが、一度着るとクセになる
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特にアームホールのゆとりが特徴で、腕周りに余裕を持たせることでリラックスした着心地をより強調しています。加えて、ネック周りのリブにもゆとりあり。とはいえ、裾はリブで絞られているので、ダラッとした印象は皆無です。
◆ オーラリー
特殊な製法で、ゆったりとちゃんと感を両立
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また、2色の糸で編みあげることで、ストライプのような模様を描いています。身頃もアームホールも適度に余裕を持たせていますが、編み感にハリがあるためルーズになり過ぎません。
◆ ナナミカ
ココが作る以上、タダモノじゃないのはご存知の通り
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裾のリブをなくすことで、リラックスしたシルエットに。ネックのリブは適度に厚みがありますが、幅が狭いので首が詰まるような感じはありません。
◆ マディソンブルー
さっと羽織れるカーデなら、なおさらリラックス
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変形ラグランスリーブは、ショルダーにかかるストレスを分散。リブ編みのストレッチ性と共に、見た目だけでなく体感的にもゆったりした気分を味わえます。
■ お問い合わせ
オーラリー 03-6427-7141
トゥモローランド 0120-983-522
ナナミカ 東京 03-5728-3266
マディソンブルー 03-6434-9133
リーミルズ エージェンシー 03-5784-1238