【レトロで新鮮!】いま、狙うべき総柄のモノグラムバッグとは!?

バッグにおける総柄のモノグラムは、そのブランドを象徴する重要な柄です。バッグで有名な多くのブランドも、もしモノグラムが存在しなかったらビジネスの規模はずっと小さくなっていたでしょう。誰もがそのブランドと認識できるモノグラムという柄は、ブランドビジネスにおいて必要不可欠なものなのです。いまの潮流であるカスタマイズやイニシャライズに準ずる、ブランド発信のアイデンティフィケーションの要といってもよいでしょう。

ロンドンの感性とイタリアの職人技が融合した、魅惑的なバッグを提案しているバローレ。ブランド名の「V」を連続させたモノグラムのバッグは、国籍不明なダイバーシティ感があって新鮮です。

そんなモノグラムのもつ強さは、バッグ業界のなかでもさらに重要視されている模様。いま、さまざまなブランドが自己のアイデンティティを主張すべく独自のモノグラム柄を作り、商品に落とし込んでいるのですね。 　

そこで今回集めたのは、比較的新しさが薫り、人とカブりにくい続・総柄的モノグラム。イギリスとイタリアの感性と技術が融合した知る人ぞ知るブランド、日本の老舗バッグブランド、アメリカとイタリアの大人気ブランドなど、バラエティに富んだ顔ぶれで、レトロな雰囲気なのに鮮度が高いのも共通しています。 　

意中の淑女たちに「それどこの？」って聞かれたら、掴みはOK！ 同柄のバッグをプレゼントすれば、きっと彼女は“君のモノグラム”です。

小さなチェッカーと大きなチェッカーを組み合わせたグラフィカルなモノグラムは、茶系の色も相まって、フルラにしてはクラシックな雰囲気。オーダー風にあしらったブランドロゴも、クラス感が強調されて好印象です。

独自のモノグラム柄を用いた「オログラム」シリーズ。オロビアンコの頭文字の「O」を鎖のようにつなげることで、世界とのつながりを表現しています。素材はPVC加工を施したコットンキャンバス。

日本の職人技術とデザイナーの感性を融合させたバッグを提案しているフジタカ。優雅なモノグラムは、四季の美しさや儚い風情を表した「露芝」という文様。和の感性のモノグラムがとってもフレッシュです。

「Sモノグラム」コレクションは、フランク・スマイソンがデザインした万年筆のイラストをアレンジしたもの。軸に使われていたロープのようなコイルをアレンジした、S字型のモノグラム柄が特徴です。

ビビッドなブルーにマイケル・コースの「MK」のブラックが映える、ストリート感溢れるモノグラムのクラッチ。そのインパクトはとにかく絶大です。

何世代にもわたって受け継げることをコンセプトに開発された、モノグラムシリーズ「PANAMA」。「ITTI」のスペルを幾何学模様で表現しています。ストラップを外せば、クラッチバッグとしても使えます。