ラグジュアリーなのにめちゃ快適！ 一度履いたらやめられない「ぐにゃり靴」

これから秋冬が深まっていくと、やっぱり革靴を履きたくなってきます。そろそろブーツやドレス靴に回帰したくなってきたという声も、多く聞こえきていますしね。とはいえ、いきなり堅く重たい革靴は、スニーカーですっかり軟弱になった足には酷。そこで、柔らか仕立てのぐにゃり靴のご紹介です。

ぐにゃり靴とは、アンライニングやシャンクレスなど、もはやスニーカー並みの柔軟性を備えた革靴のこと。見た目には秋冬コーデになじむほどよい重みがありながら、履き心地は軽く、柔らかさを両立してくれます。

これが、ドライブシーンなど、デートでも大活躍してくれるんです。スニーカーでラフに装うのもアリですが、やっぱりビシッと決めたレストランなどでは、革靴の方が上品でラグジュアリーですからね。

かつてフランス海軍潜水艦部隊に納入されていたという実績を聞くといかにも無骨ですが、この「バース」の実際の履き心地は実にソフト。非常にしなやかなディアスキンは、屈曲、防滑性の高いソールとともに、足に吸い付くような履き心地です。

ディアスキンと薄いソール、そしてブレイク製法により、その柔らかさはご覧のとおりです！

足さばきが楽ちんになるぐにゃり靴の使いどころと言えば、やはりドライブ。ペダルの感触が伝わりやすいので、運転が楽になるってワケです。一方で、こんなブラックレザーならスエードGジャンとのタフな大人カジュアルにもマッチしてくれます。

さすがイギリス屈指の名門ブランドらしい、凛々しい佇まい。シボレザーが一見重厚感をアピールしますが、その革質は実に柔らか。モデル名は「ソーン」。アンライニングに加え芯ナシとあって、もはやスニーカー感覚で履けると言っても過言ではない軽さと柔らかさを誇ります。

ほどよく丸みのあるトウが、まさに気分なコインローファーの「ヴィエンナ」。型押しクロコ使いや表革のパイピングがラグジュアリー感をアピールしつつ、その仕立ては極々柔らかです。この見栄えと履き心地の両立は、さすがイタリアブランドといったところ。旅を意味するモデル名は、まさにです。

一般的に重厚なイメージの強いダブルモンクですが、このカルロスにおいてはさにあらず。屈曲性の高い製法にアンライニング、そしてカップインソールの採用が、軽く、快適な履き心地を楽しませてくれます。それでいて、美しいグラデブルーのスエードが、ココらしい色気をアピール。