2022.11.28
オヤジの黒は苦くて甘い
"あの名品"が真っ黒になったら? モテ度も魅力も増し増しです
色は人の深層心理に大きく作用するもの。だからこそ、色が変わると見慣れたものも大きく印象が変わるのです。センス溢れる5名の女性に、真っ黒になることで新たな魅力を備えた名品を選んでいただきました!
- CREDIT :
写真/木村 慎(Heritier) 文/持田慎司 イラスト/つがおか一孝
いつものアレが黒になると印象激変!
艶女も太鼓判!? 定番が真っ黒でモテるもアップ
であればいつも見慣れているはずの名品や逸品も黒に変わるだけで、印象は激変するはず。
というわけで、真っ黒に様変わりしたことでモテるバロメーターがさらにアップした進化系定番アイテムを5名のセンス溢れる女性のお墨付きとともにご紹介します。
◆ カルティエ
正統でありながら攻めの姿勢も感じる黒ゼンマイ
文字盤&ストラップをブラックに統一することで、本来のノーブルな顔立ちに、モダンさや色気を宿した本作の印象を、銀座「クラブイプセ」ママの高木奈美さんは次のように語ってくれました。
「私のなかの黒色のイメージは、気品と高級感、そして神秘さ。それに黒にはフォーマルなイメージもあるので、パーティーや正式な場にふさわしい品格もあると思います。正装にも用いられる色だからこそ、身に付けることによって引き締まった印象を与えますからね」。
さすがは銀座のクラブのママ。ひと目で黒という色とこの時計の本質を見抜いてくださいました。続けて、「クールな印象がある一方で、攻めの色でもあり、勢いも感じる。黒をお召しになる方には、堂々とされていて自信があり、お洒落な方が多いように思います」とも。多くの成功者を見てきた女性だけに、コメントが心に沁みますね。
【定番として愛されているのはコチラ】
色褪せない不変の魅力を放ち続ける永世定番
3代目当主のルイ・カルティエ本人も愛用した不朽のマスターピース。アールデコ様式の先駆けともいわれるデザインは、いまなお人々を魅了し続けています。
▲ 『タンク ルイ カルティエ』。クオーツ、18KYGケース(33.7×25.5㎜)、アリゲーターストラップ。146万5200円/カルティエ(カルティエ カスタマーサービスセンター)
お話を伺ったのは
銀座「クラブイプセ」ママ 高木奈美さん
夜の銀座という大人の社交場で経験を重ね、現在は「クラブイプセ」のママを務める。多くのお客様の良き相談役として銀座の街に色を添えている。
◆ クラセアスール
想像を超えた黒のプレミアムテキーラ
これに対し、ブランディングディレクター(ラウロア代表)の行方ひさこさんは、「神秘的な雰囲気ももちながら、他の追随を許さない艶やかでタフなイメージ。メキシコの職人が手作りしているというクラフト感のあるボトルからは想像もできない凛とした表情は、黒を極めた、黒の洗練という感じ」とコメント。
25年前にメキシコ文化の魅力を世界に、という夢を抱いてスタートしたプレミアムテキーラメーカーのクラセアスール。その定番に位置付けられるボトルがさわやかな青×白のカラーリングであることを鑑みると、ギャップによるインパクトの凄さをお分かりいただけるはず。
「特別感を纏ったブラックボトルは、大切な人たちとの語らいの時間のお供にしたい」と、想像を膨らませる行方さん。5年もの熟成期間と手間暇を惜しまない人の手を経て生まれたプレミアムなテキーラは、どんな幸福&口福なひと時を運んできてくれるのでしょう。
【エントリーな一本はコチラ】
メキシコ文化と伝統の象徴をボトルに込めて
メキシコの熟練職人がハンドメイドする陶器製のボトル。伝統的な製法でゆっくりと加熱されたブルーアガベから作られ、約8カ月間アメリカンウイスキーカスクで熟成されます。これはまさに、メキシコ文化を体現する存在。
▲ 『クラセアスール・テキーラ・レポサド』2万2000円/クラセアスール(Clase Azul Asia)
お話を伺ったのは
ブランディング ディレクター(ラウロア代表) 行方ひさこさん
一貫したコンセプトワークを行いトータルでブランドの向かうべき方向を示すブランディングディレクター。食や工芸、地域創生など幅広い分野で活動中。
◆ らぼっと
可愛いのに黒ってギャップに胸キュン
そんな老若男女の寵愛を一身に受ける存在が、今回ナント!モテる黒へと変貌を遂げたのです。
某大手航空会社勤務のキャビンアテンダントのはらあやかさんは、真っ黒らぼっとをひと目見るなり「可愛いのに真っ黒って、『真っ黒だったらあざとくないでしょ?』って感じがして、ある意味、普通の色よりもあざといかも(笑)。すり寄ってきたら、真っ黒な見た目と甘えたいこのコの性格のギャップに胸キュンで、めちゃくちゃ可愛がっちゃいそう!」。
なるほど。のはらさんの感想を踏まえたうえで本特集なりに解釈をするとすれば、これ単体で苦甘が完結しているということなんですね。てことは、晴れて自宅にコヤツをお迎えできたとしても、愛する彼女を独占されちゃうカモ⁉ それも笑って許せる器の大きな御仁にのみ、購入をオススメする次第です。
【スタンダードなモデルはコチラ】
唯一無二の愛すべき存在なのです
2018年12月に発表されて以来、老若男女問わず愛され続けている家族型ロボットがこちら。AIを搭載しており、ほったらかしていると嫉妬するなど、まるで世話の焼ける同居人がひとり増えたかのよう。そこもまた愛らしいんですけどね。
▲ 『らぼっと』49万8800円、別途暮らしの費用/らぼっと(グルーヴエックス)
お話を伺ったのは
キャビンアテンダント のはらあやかさん
某大手航空会社に勤務する美人CA。最近ハマってるのは、休日にヨガや着物の着付けの練習をすることなのだとか。ご本人曰く「お酒はワインならいくらでも乾杯できます」。
◆ サンローラン
美しさに加え力強さも纏ったモードなグラス
このグラスの感想をフロントステージの代表取締役・千田絵美さんは、「強く迫ってくる印象があり、思わず本音が出てしまいそう。逃げられないと言いますか(笑)」とコメント。モード服にも似た圧倒的な存在感。そこには抗い難い魅力があるのでしょうね。
【バカラと言えばなモデルはコチラ】
すがすがしい華やかさが魅力のオリジン
主幹デザイナーのトーマ・バスティードによる『ルクソール』コレクションのタンブラー。トップ部分はフラットに、一方でボトム部分には大胆なカットを入れているため、見る角度や光の当たり方によってさまざまな表情を見せてくれます。
▲ 『ルクソール』(2客セット)6万8200円/バカラ(バカラショップ 丸の内)
お話を伺ったのは
フロントステージ代表取締役 千田絵美さん
2016年9月、広報・PRエージェンシーのフロントステージを設立。PR戦略から企画立案、プレスリリース作成、撮影立ち会いまで企業外の広報担当の役割を担う。
◆ ヒュミドール・セレクション
自慢の葉巻蒐集が黒スケボディからチラ見え
ブラックアクリルボディのヒュミドールを見て、エディター&ライターとして活躍する増野玲奈さんは、こんなコメントを寄せてくれました。おっしゃるとおり、このヒュミドールならばモダンなインテリアとの相性も抜群。そのうえ会話も弾むなんて、言うことナシじゃないですか!
【ヒュミドールと言えばはコチラ】
芸術品を思わせる木目の美しさ
ナチュラルウッドの木目の美しさが際立つヒュミドール。クラシックな雰囲気のインテリアとの相性は抜群。23〜35本程度のシガーを保管可能(W37.2×H14.3×D22.8㎝)。
▲ 『ダビドフ ヒュミドール オリーブ ウッド プリモ』41万8000円(11月下旬発売予定)/ダビドフ オブ ジュネーブ(ダビドフ オブ ジュネーブ ジャパン)
お話を伺ったのは
フリーエディター 増野玲奈さん
さまざまなメディアで活躍する敏腕エディター&ライター。趣味は美食、ビーチトリップに加えて、コロナ禍でドハマりしたゴルフ。
※掲載商品はすべて税込み価格です
■ お問い合わせ
カルティエ カスタマー サービスセンター 0120-301-757
Clase Azul Asia 050-3171-8473
グルーヴエックス https://lovot.life/
サンローラン クライアントサービス 0120-95-2746
ダビドフ オブ ジュネーブ ジャパン 03-5537-5585
バカラショップ 丸の内 03-5223-8868