「ムートンブルゾン」でリッチに男らしく！【8選】

極上のムートン素材でダブルのライダーズを表現。特殊加工によってスエード面に立体的なヘリンボーン柄を描き出した力作です。表情豊かなスエードとリッチなファーとの邂逅によって、無二の存在感を放ちます。

アメカジ全盛期を過ごしたオヤジ世代としては、ムートンにはハードなデニムやチノパンを合わせたくなりますが、そこはグッと堪えて、Tシャツ＆スウェットパンツを。このユルりなこなしが、スエード顔ムートンをモダンに見せるのです。

古くは、飛行機乗りやカウボーイが纏ったムートン。この素材のボアやファーによる強印象な見た目と格別の暖かさに、イタリアをはじめとするハイブランドがいち早く注目。早々にファッションシーンに参入し、セレブを魅了する存在へと成長を遂げます。

特に、ボンバージャケットなどに見られるボアやファーの裏側を加工したものとは違い、ひと目で上質であることがうかがえる起毛したスエード顔ムートンの高級感はひとしお。それを、あえてカーディガン感覚でラフに着こなせば、オヤジのセンスの良さとココロの余裕を遺憾なく発揮できちゃいます。さらに脱いでもリッチかつヌクヌクでいるために、カシミアのニットを腰巻きすれば、向かうトコロ敵なしかと。

表面のスエードには手作業で軽くヴィンテージ加工を施すことで、買った直後から長年着込んだようなこなれ感が演出できるボンバージャケット。襟周りのストラップ、肩、ポケットの玉縁には、身頃より濃色のレザーがあしらわれています。

ムートンは、カーディガン感覚であえてラフに羽織るのが正解。ゆえに、合わせ自体もリラックス感のあるTシャツがちょうど良いのです。アウターを脱いだ際にもリッチ感と防寒性を担保するべく、カシミアのニットを腰巻きするのも忘れずに。

上質なものを、漫然とそのまま着るだけではそこらの成金なオッサンと大差なし。あえてツイストを効かせた装いができてこそ"必要なのはお金じゃなくてセンス"というLEONの常套句を体現できるというものです。

スエード顔ムートンの相棒としてオススメなのはあえてのＴシャツ合わせ。極上素材だからこそこんな遊びが絶妙に絵になります。

ラトルトラップと、アメカジやヴィンテージ、ポップカルチャーを独自の視点で再解釈するグッドロックスピードのコラボT。ロックバンド「ガンズ・アンド・ローゼズ」のグラフィックが、古着さながらのタッチで描かれます。

上質で優しげなスエード顔ムートンとアメリカを代表するロックバンドのTシャツ。このコントラストを楽しめるのも、オヤジならではの余裕かと。

今季は、国内外・老舗新鋭を問わずあらゆるブランドからスエード顔ムートンが大豊作。カラーリングに関してもよりどりみどりゆえ、新調するのには最良のタイミングといえるかと。そこでここでは、厳選した５着をご紹介。自信をもって選びぬいたコレクションだけに必ずやお気に入りの一着が見つかると思いますので、じっくり吟味してください。

上質なスエード顔ムートンを普遍的なシルエットに仕立て上げられるのは、コーチのクラフツマンシップの賜物。クラシックフィットのスタイル＆大きめのスリップポケットというオーセンティックなデザインが、いま、改めて新鮮に映ります。

イタリアを代表するレザーブランド、エンメティへの別注品。スペイン産の高品質ムートンを使用したモデル『ルク』に、素材やファスナーなどの付属パーツの配色を指定。落ち着いた大人の雰囲気を纏った一着へと昇華させました。

コックピット内での着用を目的に開発されたB-6のスタイルを念頭にデザイン。ミリタリーを出自とするオリジナルへの敬意を払いながら、ネックアップのフーディー型にすることで、洗練されたアーバンな印象に。冬に映えるクリーンな白のカラーリングも洒脱。

毛の密度が高く、保湿力も抜群。で、柔らかく軽量という高品質のスパニッシュラムの良さを生かすべく、無駄を削ぎ落としたムートンジャケット。素材の美しさを最大限に引き出すミニマルデザインは、タイムレスなモノづくりに不可欠であることを再認識させられます。

19世紀後半から20世紀の初頭にかけて台頭した働きながら方々を渡り歩いた渡り鳥労働者。彼らのカルチャーを体現するホーボースタイルからインスパイアされたパッチワークなスエード顔ムートンは、冬の街角で目立つこと請け合いです。

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