【まとめ】1枚でお洒落に見えるチェックシャツとレザーシャツ教えます

シーズンを問わず、男の万能的なアイテムの一つがチェックシャツです。定番とはいえ、大人が着るにはともすれば子どもっぽく見えたり、ナード（オタク）っぽく見えたり、課題のあるアイテムであるのも確か。中でも避けたいのは、地味なおじさんに見えることでしょう。

だからといって敬遠する必要はございません。ちょとしたことに気をつけるだけで地味なおじさんに見えずに済む方法があるんです。そのポイントが襟元。少しデザイン性のある襟元のシャツを選べば万事解決するのです。

そんなチェックシャツと打って変わって、１枚で着るだけで、大人の貫禄を漂わせるのがレザーシャツ。リアルレザーともなれば、価格はそれなりにしますが、トレンドとも無縁なアイテムなので、流行など気にせず長く着ることが可能です。着ていくうちに自分の体型に馴染んでくるというのもレザーならではでしょう。

しかも、アウターとしてもサラリと羽織れるだけでなく、重ね着としてインナー使いもできちゃう。この守備範囲の広さはうれしい限り。

この春、新作の羽織り物でなにを買えばいいか迷っている、そこのアナタ！　まずは、襟元に注意しながらチェックシャツを、そして貫禄を出したいならレザーシャツという選択が、好手と覚えておいてくださいませ。

オープンカラーの襟元が開放的な一枚。レーヨンや再生繊維（リヨセル）素材を採用しているので、ドレープ感による上品な雰囲気が特徴。襟元から白Tをのぞかせるのもいいでしょう。また、上半身は色のキレイなチェック柄なので、パンツと靴はダークトーンでまとめることで、チェックシャツのカジュアルな雰囲気を大人っぽく、都会的に見せてくれます。

縞割（チェック柄の構成）から指定して作られたオリジナルのオックスフォード素材による一枚。襟なしのバンドカラーゆえ、首回りをすっきりと見せつつ、個性を演出できます。腰をシェイプさせず、ほどよいゆとりをもたせたシルエットなので一枚で羽織っても雰囲気あり。

フィレンツェ郊外を拠点とするレザーウエアブランド、チンクワンタ。今回ご紹介するモデルは、英国軍のアーミーシャツをオープンカラーに仕立てたビームスの別注モデル。こちらはチンクワンタの定番素材としても人気のゴートスエードを採用。ちなみにゴートスエードとは、山羊革の表面をサンドペーパーなどで削り、ビロードのような滑らかな感触に仕上げたもの。レザーの中でもすこぶる柔らかな素材です。また、裏地を省いた一枚仕立てゆえ、春夏シーズンでも軽快に着こなせるのがポイント。レザーだけでなく、ボタンも上質な貝ボタン使用するなど、細部から高級感が伝わります。

こだわりのあるレザーアイテムを得意とするイタリア発のエンメティの手がけたシャツ。こちらは5mm厚のスエード素材を用いたバーニーズ　ニューヨークエクスクルーシヴモデルです。特徴は手ぶら派にうれしい腰ポケット付きのデザインでブルゾン的にも着やすくなっています。滑りのいい裏地も付いていているので、レザーアイテム初心者の方にもオススメです。