2023.02.09
コンバース、マッキントッシュetc. 大人にぴったりのサステナ名品はこれ!【PART 2】
いまや大人のお洒落でも、地球環境を意識した“サステナアイテム”を取り入れるのはジョーシキ。しかも、ラグジュアリーなエッセンスやデザイン性を損なわないのが絶対条件です。そこで注目したいのが、歴史ある定番のエコな進化系。品質も話題性も十分な逸品をご紹介しましょう。
- CREDIT :
写真/鈴木泰之(Studio Log) スタイリング/四方章敬 文/長谷川 剛(TRS) 編集/長谷川茂雄
エコロジカルでありながら高品質かつハイセンス
そこで注目したいのが、歴史ある名品たちのアップデイト版。それらは、長年掛けて洗練されたデザインや機能、アイデアを継承ながら、サステナブルなモノづくりも実践しているという、まさにいいとこ取り。
信頼の置けるクオリティとイマドキの哲学を満たしているというのは、なんともスマートだと思いませんか?
リサイクル素材や無農薬のオーガニック素材を積極的に使用したり、真っ当な労働環境にて製造されたエシカルなモノづくりを徹底していたりと、そのアプローチは実に様々。
それをサラリと着こなしに取り入れることができる大人は、最先端にしてクール。確実にモテること請け合いです。前回に引き続きそんな名品をピックアップしてみました。
◆ モテるサステナアイテム その1 「マッキントッシュ」のコート
再生素材により生まれ変わった防水コート
英国的なテーラード製法を取り入れたコートは、シンプルにして着心地抜群ゆえに、ホンモノを知るファッショニスタを中心に強い支持を得ています。
そんな英国の名門が打ちだす新作スプリングコートは、素材にポイントあり。
それでいて適度なハリ感を持つので薄着でもパリッと存在感あるスタイルが構築できるのです。
サステナブルで機能的。まさにエコ時代ならではの小粋な新定番と呼ぶにふさわしい一着でしょう。
◆ モテるサステナアイテム その2 「アルモリュクス」のボーダーカットソー
エコ素材との相乗効果で優しく馴染むフィット感
そこで狙いたいのが爽快感溢れるボーダー柄のボートネックシャツ。
フランス、ブルターニュ地方生まれのアルモリュクスは、下着ファクトリーをオリジンとするブランドだけに、フィット感と肌触りに一家言あるこだわり派です。
それだけに、サステナブルが叫ばれる昨今、注目度が急上昇しております。
また、製品の多くをXXS〜XXLまでの7サイズで用意しており、好みのフィットから選べるところも秀逸(※一部のアイテムは除外)ゆえに、洒落者から厚く支持されているのです。
着るほどになじむ着心地も、本当にヤミつき必至ですよ!
◆ モテるサステナアイテム その3 「コンバース」のスニーカー
オリーブの葉由来によるナチュラルな味わい革を使用
そんな革好きなアナタに朗報なのが、サステナブルな要素も取り入れた新シリーズ「オールスター アール」から、“エコ革”使いの新作です。
そしてカラーは洒落者の服装に欠かせないネイビー。日々使える一足であることを保証します。
サステナブルな名品の先駆けを知ってますか?
英国ラゲッジ界の雄といえばグローブ・トロッター。
創業はなんと1897年のヴィクトリア時代。鉄道や客船での移動が整備され、旅の黄金時代の到来と共に発展を遂げたブランドです。
当時、スーツケースやトランクといえば、堅牢性を重視し革や木を使った製品が一般的でした。しかしそういったラゲッジは荷物を入れなくても相当な重量になってしまうもの。そこでグローブ・トロッターの創業者であるデヴィッド・ネルケンは、強くて軽い素材を求め苦心の末に“ヴァルカン・ファイバー”を開発したのです。
スーツケース[W58×H42×D18cm]16万5000円/グローブ・トロッター(ヴァルカナイズ・ロンドン)
特殊加工を施した紙を何枚も重ねて作る素材は、薄く軽量でありながら、「象が乗っても壊れない」と謳われるほど。
近年ではスーツケースといえば、ポリカーボネイトなどの石油系化学素材が主流ですが、ヴァルカン・ファイバーは、パルプなどの天然素材が主原料ゆえ、役目が終われば土に還ります。
まさに120年以上前に生まれたサステナアイテムの元祖の1つとして、昨今またファッション界で注目が集まっています。これぞイマドキです!
■ お問い合わせ
Armor-lux中目黒 03-6433-7458
ヴァルカナイズ・ロンドン 03-5464-5255
コンバースインフォメーションセンター 0120-819-217
マッキントッシュ ギンザシックス店 03-6264-5994