おしゃれな大人が注目する超万能シューズ!? オンもオフも、冬も春も使える？

昨今ブーツ人気が再燃していますが、とはいえまだまだスニーカー人気も継続中。そんななか、いわば両者の中間的な立ち位置と言えるシューズに注目が集まっています。それが、スエードの2アイレットブーツです。

デザートブーツやマッドガードを含む、いわゆるチャッカーブーツ。スエードの上品さ、くるぶし丈のほどよいフィット感、そして脱ぎ履きが容易なのがその魅力。丈の高いブーツやドレス靴は重いけどスニーカーじゃ物足りない、という大人の足元選びの答えとなっているんです。

さらにブラックスエードなら、色落ちデニムからスーツにまで幅広くマッチ。比較的軽い作りが多いので、春先にも重宝します。要するにめっちゃ使えるってこと。コレほんとにオススメですよ！

クレープソールの2アイレットブーツは、本来ならカジュアル靴。でも、そのスッキリとしたルックスは、ブラックスエードのシックな素材感と相まって、英国クラシックなグレンチェック柄のジャケットともなじんでしまうんです。高すぎないくるぶし丈も、スラックスと合わせやすい要因です。

ダウンベストにジャージースラックスという、休日のリラックス&アクティブスタイル。そこにスエードの2アイレットブーツを合わせることで、重さを感じさせずも足元から品の良さを漂わせられます。もしパンツがデニムになっても、足元を変えずそのままコーデが成立するのがブラックスエードの良いところ。

写真上のふたつのコーディネートで使用したブーツがこちら。砂漠での軍用ブーツにヒントを得て生まれたデザートブーツ。ブーツと名が付くものの、柔らかなスエードやステッチダウン製法、そしてクレープソールがもたらす履き心地の軽さは、もはやスニーカー並みです。それでいてシャープなシルエットは、スラックスにもなじんでくれます。

こちらはチャッカーブーツの「HEYWOOD」。繊細なスエードに名門らしい上質さを匂わせながら、ラスト0221を採用した丸みを帯びたトウやラバーソールが、ヘビロテできる靴であることを示します。堅牢なグッドイヤーウェルト製法ですが、スエードなら足なじみも早いですよ。

ブリッラ ペル イル グストの別注となる一足。チャッカータイプをベースに、履き口の高さを低く、そして前下がりにすることで細身のパンツでも収まりが良くなっています。ソールはラバー。丸みのあるトゥも然り、クラシックにもカジュアルにも振れる万能顔仕上げです。

ソールとアッパーのつなぎ目をラバーが一周する、その名も「マッドガード」。雨の多い英国らしい作りです。クレープソールとあって、履き心地は実にクッション性に優れています。足元にボリュームがでるのでカジュアル向きですが、ジャケパンやセットアップとの相性も抜群です。