一歩先行く！ 大人のブルゾンはココがちょっと違う

第103回の開催を1月に終えた「ピッティ イマージネ ウオモ」は、多くの来場者で大盛況。日本からも多くの来場者がおとずれ、数年ぶりのピッティを楽しんでいたのですが、まあ意識の差たるやなんとも顕著。

いまだにマスク着用の議論がされている日本を尻目にイタリアも他国ももう前にガンガン進んでいるのです。

編集部員が「数年ぶりにイタリアでの取材ができて感動してますねん（しみじみ）」「よかったね！ でも、もう終わったんだよ、戻るわけでもなく、振り返るわけでもなく、ニュースタートに全力で臨まないと」なんて、やりとりも。

そう、いまや彼らは完全に未来志向で前を向いているのです。

さて、今回ご紹介するブルゾンは、裾や、そのボタンの配置からあのクラシックなA-1ブルゾンが想起されますが、襟はイタリアンカラーに。なんとも艶っぽい雰囲気と新鮮さがあるじゃありませんか。

男の服は、いうなればクラシックのマイナーチェンジ。ですが、その微差を思い切り楽しむことが大事なのでは？

故きを温ねて新しきを作る、イタリアで見た景色とその力強さを、このロロ・ピアーナのブルゾンに重ね、さらに進化するであろう色気のあり方として、リコメンドいたします。