Technique Point
「トレンチコート」の基本のこなし方：おはだけシャツで色気足し
春素材のトレンチは防寒のためのオーバーコートではありません。だから、ジャケットの上ではなくシャツ一枚の上にサラリと羽織ってしまいましょう。その際、シャツの胸元もはだけてこなせばサラリと軽やか、かつ色っぽ〜くキマりますよ。
◆ トム フォード
上品な光沢と優雅なドレープが魅力のシルク製トレンチコート
▲ コート96万8000円／トム フォード（トム フォード ジャパン）、シャツ19万8000円、パンツ15万4000円、ベルトは参考商品／すべてトム フォード、サングラス5万8300円／トム フォード アイウエア（すべてトム フォード ジャパン）
ガンパッチやエポーレットなど、クラシックなトレンチコートのディテールをフル装備。それでいて素材には繊細で上品な光沢を放つシルクモヘアを使用。風を受けて歩くたびに生まれる優雅で美しいドレープが魅力です。
黒のトレンチコートに黒シャツ＆黒パンを合わせた全身黒のスタイル。ですが、コートが軽やかで艶やかなシルクモヘア、こなしがノンシャランなおはだけシャツなら、こんなにも“サラリで色っぽい”のです。
黒のトレンチコートに黒シャツ＆黒パンを合わせた全身黒のスタイル。ですが、コートが軽やかで艶やかなシルクモヘア、こなしがノンシャランなおはだけシャツなら、こんなにも“サラリで色っぽい”のです。
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要所を軽やかに、が春トレンチの決め手です
春トレンチの着こなしはシャツの上にサラリと、が基本。さらに胸元、足元といった要所を軽やかに仕上げていくと、より春らしい装いとなります。ポイントは柔らかな風と戯れるような感じを醸し出すこと。それが相手の「お洒落ですね」を引き出します。
Point 1
コートもシャツも開け放つ
春風をとにかく味方につけるのです
春トレンチは柔らかな風を迎え入れたい一着ですから、コートのボタンは留めずフロント全開で着こなしましょう。同時にシャツの胸元もはだけて艶金ネックレスをチラリ。で、“サラリで色っぽい”を演出するのです。
春トレンチは柔らかな風を迎え入れたい一着ですから、コートのボタンは留めずフロント全開で着こなしましょう。同時にシャツの胸元もはだけて艶金ネックレスをチラリ。で、“サラリで色っぽい”を演出するのです。
Point 2
足元は素足履き
スリップオンの素足履きでヌケ感増し
コートスタイルとはいえ、すでに春夏の装いですから、足元はスリップオンの素足履きが好相性。このヌケ感がサラリとした軽やかさを加速させます。さらに、さり気ない素肌感が、胸元同様色っぽさをも醸し出します。
コートスタイルとはいえ、すでに春夏の装いですから、足元はスリップオンの素足履きが好相性。このヌケ感がサラリとした軽やかさを加速させます。さらに、さり気ない素肌感が、胸元同様色っぽさをも醸し出します。
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◆ シュタイン
生地を配色で重ね合わせた凝った作りが魅力の一着
▲ コート13万7500円／シュタイン（エンケル）、シャツ4万8400円／カンタータ、靴13万2000円／エンツォ ボナフェ（ともにビームス 六本木ヒルズ）、パンツ3万7400円／タンジェント、サングラス4万6640円／オリバーピープルズ（ルックスオティカジャパン カスタマーサービス）、ネックレス27万5000円／シンパシー・オブ・ソウル（S.O.S fp 恵比寿本店）
上品な光沢と柔らかな風合いに特徴をもつOLMETEX社のコットン×ナイロン高密度ギャバジンを使用。左ラペル、襟、エポーレット、ウエストベルトなど各パーツの裏に黒の同素材を重ね合わせた仕様が、立体的で奥行のあるコートスタイルを生み出します。
本格仕様を備えた男らしいカーキのトレンチコートも軽やかな春素材かつ、サラリなサバキで着こなせば、ご覧のとおり。柔らかな風を味方につける春の装いとなるのです。
本格仕様を備えた男らしいカーキのトレンチコートも軽やかな春素材かつ、サラリなサバキで着こなせば、ご覧のとおり。柔らかな風を味方につける春の装いとなるのです。
2023年4月号より
※掲載商品はすべて税込み価格です
※掲載商品はすべて税込み価格です
■ お問い合わせ
S.O.S fp 恵寿本店 03-3461-4875
エンケル 03-6812-9897
タンジェント 050-5218-3859
トム フォード ジャパン 03-5466-1123
ビームス 六本木ヒルズ 03-5775-1620
ルックスオティカジャパン カスタマーサービス（オリバーピープルズ） 0120-990-307
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