2023.03.17

この春、手にいれるべき大人なイージーパンツ４選

軽快な春コーデの引き立て役となるイージーパンツ。より季節感と洒落感を高めるためにも、今季は色使いにこだわりたいところ。ポイントはこなれた印象となるカフェオレカラーとも言われる白やベージュ。浮き立つ季節にマッチするそんな発色の新作から厳選しました。

CREDIT :: 写真／小林孝至（itarustudio）　スタイリング／稲田一生　文／長谷川剛（TRS）　編集／長谷川茂雄

エレガントで着回しも利くこなれた色味が狙い目

左：パンツ4万3200円／セラードアー（アントリム）、右：パンツ5万1700円／PT トリノ（PT JAPAN）

薄手のイージーパンツが心地よい季節となりました。春らしい薄手素材を用いたイージーパンツは、歩いたり動いたりすることで、ヒラリフワリと揺れる具合がなんともセクシー。

浮き立つような気分に合わせて、できれば淡いカラーから選びたいものです。なかでも今季オススメとなるのが、白や薄いトーンのベージュカラー。

ノーブルさを持ちながら、くつろいだ余裕を感じさせるところが最大のポイントです。しかも男の基本服に合わせやすい、こなれ感ある色味であることも見逃せません。

そんな今季リリースの多い淡色系イージーパンツのなかでも、特にはき心地に優れたパンツ専業ブランドによる自信作をピックアップしてみました。

PAGE 2

◆ モテるイージーパンツその1 「ジャブスアルキヴィオ」

縫い付けクリースで楽ちんなのにスマート

はくだけで若々しくスマートなルックスとなるジャブスアルキヴィオの一本がこちら。ベストセラーを記録する「マサッチョ」モデルから、今季らしい新作が登場しました。

膝の高い位置からのテーパードが醸すスラリ感はそのままに、独自のイタリアンジャージー素材を用いた一本は、動きやすくも適度にエレガント。

肉厚のジャージー素材ゆえにカジュアルすぎずしっとりドレッシーな印象になるのが魅力です。

正面に入ったクリースは縫い付け式。ジャージーパンツながら常に筋の通ったシャッキリとしたルックスが打ち出せます。

PAGE 3

◆ モテるイージーパンツその2 「PT トリノ」

くつろぎつつも若々しいシャープさを兼備

イタリアはトリノが誇る美脚パンツブランドであるPTトリノ。歴史と技術を備えた専業メーカーゆえに、イージーでありつつユルすぎない、シャープな美観作りは見事なもの。

股上とウエストに程よくゆとりを持たせた仕立てと相まって、休日シーンに最適と言える一本です。装いを軽快かつエレガントに見せる明るいベージュカラーにご注目を。

手応えのある中厚のジャージー素材を使用しており、伸縮性もさることながら、微起毛ゆえの優しいタッチもポイントです。

PAGE 4

◆ モテるイージーパンツその3 「セラードアー」

筋入りのウール素材が洒落感を引き立てる

著名メゾンのパンツも多数手掛けるイタリアのパンツ専業ブランド、セラードアー。

イージーパンツの代表格である「アルフレッド」を今季らしく進化させた一本は、立体的な立て筋を持つウール素材の採用により、無地ながら印象的な洒落感を放ちます。

シャリ感が強いため、これからの温暖な季節もサラッと心地よくはけるところもポイント。

オフホワイトに近い繊細なベージュカラーは、装いをエレガントに見せる効果も発揮します。

◆ モテるイージーパンツその4 「MMX」

大人の品格とワイルドさを持ち合わせた逸品

優れたパンツ専業メーカーがしのぎを削るイタリアにて、50年以上の経験と専門知識を誇るパンツブランドMMX。

こちらは、僅かに野性味感じさせるサンドカラーと裾のギャザー仕様にて、タフでアクティブな要素も備えた新作です。

正面の前立て部分にはスワロフスキークリスタルをあしらうなど、ちょっとした遊び心を隠しているところもMMXならでは。