スニーカーよりも軽快でエロい！ 夏最強の一足とは？

モロ出しじゃなく、チラ見えが一番エロい。実はこれ、大人の男性においても同じ。夏だからとやたらに肌を露出すると、セクシーをとおりすぎて、いやらしく見えてしまうことも。エスパドリーユも、その辺りのことをわきまえたいものです。

南仏リゾートな雰囲気が、軽快にしてリッチ感もあると定評のエスパドリーユ。さらには、大人の色気も楽しめると評判ですが、その理由はほどよく肌が露出するから。そもそもは農業用の簡易靴であるエスパは、甲が浅いのが特徴。肌が露出する分、色気が増すってワケです。

でも、出しすぎはご法度。ビーチやリゾートでならショーツとの合わせもありですが、街履きする9分丈くらいがちょうどいい。パンツをロールアップするなどして、チラッとくるぶしを見せるくらいですね。ほら、海外の色気あるオヤジさんたちも実践してますからご参考に。

エスパドリーユは、やっぱりリゾート&リラックススタイルがお似合い。バンドカラーのゆったりシャツと幅広ストライプのワイドパンツで、落ち着きと開放感を楽しみたいところです。とはいえトップスはあくまでシャツ、パンツもショーツではなくロングにすることで、浮かれすぎない大人の夏コーデに留めています。

上のコーディネートで使用したエスパがこちら。キャンバスより上質感があり、表革よりシックで軽快さのあるスエードアッパーを採用。さらにパーフォレーションを全体に施すことで、夏らしいリゾート感を楽しませてくれます。インソールにはリアルジュートを、アウトソールにはラバーを配し、エスパの伝統と街履きとしての実用性を両立します。

エスパドリーユの意匠を取り入れながら、スニーカーのスリッポン的要素もにじませる「RIMINI」。アッパーはシボの入ったレザーとあって一見重たそうですが、いざ足を入れるとレザーが実にソフトで履き心地軽快。街履きでヘビロテするなら、こんな一足が有力です。

JCのモノグラムを上質なレザーにプリントした、ラグジュアリーな「EGON」。エスパドリーユの伝統的な作りに倣いながらも、アッパーやレザーパイピング、レザーのインソールなどなど、随所にリッチ感が盛りだくさんです。街でもリゾートでも絵になる、とはまさにこの一足かと。

スペインのバルセロナ発エスパドリーユブランドが手がける一足。幅の広いテープを並べることでアッパーを形作った、いわばグルカ的な作りが見どころ。サイドが開いているので開放感がひとしおです。独特なデザインは、物足りなくなりがちな夏コーデに抜群のアクセントをプラス。