ナイキ、アディダス、ニューバランスetc. 大人は名作スニーカーもしっかりアップデート

新モデルが続々とリリースされるスニーカー市場。もはや選び疲れたオヤジもいるはずです。で、結局辿り着くのは王道＝名作。長きに渡り愛されてきた名作は、やはり頼りになります。とはいえ、散々っぱらスニーカーを履き倒してきたオヤジにとっては正直食傷気味。そんな人にオススメしたいのが、ちょいヒネリを加えた進化系名作です。

名作ならではの普遍的魅力をキープしながら、今どきなエッセンスをちょいと注入。いつでも真っ白をキープできる汚れにくい加工を施していたり、アッパーはそのままでソールをアップデートしていたり……。見た目は大きく変わらなくても、実は今どきな進化をしているってのが重要。王道でもぬかりがない！ この微妙なこだわりこそが、そこらのおじさんとの差別化に繋がるんです！

えっ？ いつもの「エアフォース1」と何が違うの？ そう思った方、実はコレ汚れが目立ちにくい仕様になっているんです。その名も「ナイキ エア フォース1 ’07 フレッシュ」。シワになりにくく汚れが落ちやすい加工が施されたアッパーに、汚れがつきにくいレザーライニングなど、その名のとおりフレッシュなホワイトを長く維持できる仕様になっているんです。

ご存知、デニムからスラックスまで似合う大人スニーカーの定番「スタンスミス」。コチラは見てのとおり、ソールが厚手のクレープソールにアレンジされています。スエードアッパーとの組み合わせは、どこか英国のマッドガード的。ゆえに、秋冬シーズンではスニーカーながらツイードのパンツともなじんでくれます。名作中の名作ながら、新鮮なコーデが楽しめそうですね。

コアなニューバランスファンの間では、カルト的に人気な「997」。1990年に誕生した同モデルは、ENCAPを一体型にしたミッドソールを初採用したことで有名です。サイドの補強パーツ然り、いわゆるレトロフューチャーな印象がする同モデルですが、この「997R」ではソールの厚みを増し、シャープなシルエットにすることで今どきな顔つきに。これぞまさに名作の進化版です。

これまたローテク系スニーカーにおける名作中の名作。1960年代のオリジナルの魅力を踏襲しつつ、ビブラムソールなど機能をアップデート。さらに、そのアパレルラインとなる「チャックテイラー クロージング」との相性を考慮し、国産シャトル織り機によるダックキャンバスアッパーで上質感をアップ。ヒールの生成り生地によるアクセントも、ファッション性をより高めています。