2023.08.28
モテるレザーアウターはギャップが決め手！
江戸の粋なオトコたちが楽しんだのが、裏勝りというお洒落。ごく普通の表地に豪華な裏地を合わせて、脱いだ時などにチラリと見えるギャップを演出したのです。今なら、オトコの一張羅的なレザージャケットでソレを実践してみてはどうでしょう？
- CREDIT :
写真／人物・川田有二、静物・蜂谷哲実（hachiya studio） スタイリング／坂井辰翁 ヘア／Kazuya Matsumoto（W） メイク／Ken Nakano 文／竹石安宏（シティライツ） 編集／武田一希（LEON）
ギャップで際立つ「派手裏レザー」
▲ 45万7600円／ヴェルサーチェ（ヴェルサーチェ ジャパン）
本来黒や茶のレザージャケットは男の一張羅的な定番アイテムであり、骨太でストイックな印象すらありますよね。そんな既成概念を逆手に取るのが、派手柄のライニングを用いた黒や茶レザーのアウターです。
ふと裏地が見えた瞬間、ストイック→ド派手への落差あるギャップが一挙に際立ち、強烈な印象を残すこと必至。で、レザーを羽織った姿が妙に色っぽく見えるようになるってわけです。
ふと裏地が見えた瞬間、ストイック→ド派手への落差あるギャップが一挙に際立ち、強烈な印象を残すこと必至。で、レザーを羽織った姿が妙に色っぽく見えるようになるってわけです。
Point
外ヅラが普通ならギャップはより強烈に
派手裏レザーのキモは、いかにギャップを大きくするか。ゆえにレザーは黒か茶が鉄則。さらにベーシックなデザインならば裏地とのギャップもひとしおで、より強印象が期待できるのですよ。
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◆ ヴェルサーチェ
ちりばめられたアイコンに視線集中です
男の定番たるMA-1型ブルゾンをしなやかなグレインカーフでラグジュアリーにアレンジ。ポリッシュゴールドのメドゥーサハードウェア付きジッパーやバロッコ柄の裏地など、目を引くアイコン満載です。
▲ ジャケットは上と同じ。Tシャツ12万2100円、パンツ14万5200円、スニーカー12万4300円／すべてヴェルサーチェ（ヴェルサーチェ ジャパン）
ド派手な裏地とのギャップを際立たせるべく、コーディネートもベーシックにまとめるのがベター。特に色柄の効いたものは裏地とカブると華美になりすぎるゆえ、シンプルなものを選んでくださいませ。
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こんな時にドキッ
カフェで……
▲ ジャケットは下と同じ。、Tシャツ9900円／ワコマリア（パラダイストウキョウ）、デニム6万9300円／ヤコブ コーエン（ヤコブ コーエン 東京ミッドタウン店）、ブレスレット307万円／ビジュピコ（ビジュピコ 上野御徒町本店）
書店で……
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◆ ワコマリア
スマートに見せかけてちょい不良（ワル）がチラリ
▲ 19万3600円／ワコマリア（パラダイストウキョウ）
1950年代のドリズラージャケットをベースに、スムースかつしなやかなシープスキンでリッチに昇華。裏地はオリジナルレオパード柄で、やんちゃなロックテイストを演出します。左胸に同色のロゴ刺繍入り。
ブルゾンを脱いでくつろぐカフェタイムやショッピングでの所作など、日常がドラマティックに激変します。
ブルゾンを脱いでくつろぐカフェタイムやショッピングでの所作など、日常がドラマティックに激変します。
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◆ ウノ ピゥ ウノ ウグァーレ トレ
ミニマルデザインに黄金の裏地が洒脱
▲ 61万5000円／ウノ ピゥ ウノ ウグァーレ トレ（ウノ ピゥ ウノ ウグァーレ トレ 表参道ヒルズ）
最高級ラムレザー使用の本作は、上品な光沢に革本来のヌメリ感、柔らかいタッチが魅力。ファスナーにはラッカーニ社の最高級ライン『スーパーラッカーニ』を採用。
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◆ ジェームスグロース
黒革×チェック柄がパンキッシュ！
▲ 18万7000円／ジェームスグロース（グリニッジ ショールーム）
1950〜60年代に英国の若者たちがこぞって着た革ジャンを再解釈した『カールトンジャケット』。英国らしいブラックウォッチの裏地にパンクなロックテイストが漂います。ゆったりめで快適。
2023年9月号より
※掲載商品はすべて税込み価格です
※掲載商品はすべて税込み価格です
■ お問い合わせ
ヴェルサーチェ ジャパン www.versace.jp
ウノ ピゥ ウノ ウグァーレ トレ 表参道ヒルズ 03-6447-4970
グリニッジ ショールーム 03-5774-1662
パラダイストウキョウ 03-5708-5277
ビジュピコ 上野御徒町本店 03-3835-1111
ヤコブ コーエン 東京ミッドタウン店 03-3405-0852
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