個性的だけど着こなしやすい、そのバランスがサイコー!
「とにかく楽チンな服が好きだね」と語る木梨さんに今回着てもらったのはこの秋冬のディーゼルの最新&注目のウエア。どれも個性がありながら、テクニカルな加工と計算されたシルエットでちゃんとディーゼルの世界観に落とし込まれたアイテムばかり。それもまた「楽しそうなことだったら、なんだってやってみたい。自己流にね」と語る木梨さんそのものなのでした。
ディーゼルと木梨憲武さんの組み合わせって、どうやらサイコー!? では、とくとご覧くださいませ!
サイコー! なスタイル 01
お馴染みのアイテムを素材感と色で個性的に
そんなアウターに合わせたのはカーゴパンツ……ではなく、カーゴポケットをデジタルプリントしたもの。ビスコース×レーヨンによるテロテロな肌触りは、まさしく木梨さんが理想とする楽チンスタイルそのもの。
MA-1とカーゴパンツというミリタリーの大定番だからこそ、こんなユニークな一手によって差をつけるのが、人生をサイコー! に楽しむオヤジなんですね〜。
サイコー! なスタイル 02
存在感バツグンのレザーコートが主役です!
リアルなヴィンテージ加工を施したラムレザーを、アンライニングで仕立てたダブルのトレンチコートは、ロング丈ですが、実は意外と軽いんです。つまり、オヤジさんに無理をさせず、その渋さを引き立ててくれる優れモノというワケ。
合わせたブラックデニムはワイドシルエットのD-RISE。ストーンウォッシュによるリアルな色落ちが実にワイルドですが、ワイドシルエットゆえモード感も併せ持ちます。
ヴィンテージ顔のレザーコートをこんな風にサラッとアメカジで着こなせば、ひと味もふた味も違うオヤジの出来上がり! サイコーでしょ!?
サイコー! なスタイル 03
オヤジのデニム・オン・デニムは脱ワークなユルさがカギ
そのルーズなシルエットと色落ち具合のコンビネーションは、まるでフィレンツェの絵描きの如し。きっと木梨さんなら、デニムの上からペインティングしちゃうことでしょう。そんなカスタムを楽しんでみたくなる、秋のデニムスタイルもサイコー!?
サイコー! なスタイル 04
ユルいけど品良し、このバランスこそオヤジの本懐
最後に披露してくれたのは、ウールメルトンボディとレザースリーブをともにホワイトで揃えたバーシティジャケットと、ストーンウォッシュによってまるで何年もはき込んだかのようなアイスブルーに色落ちさせたデニムパンツのD-RISE。
どちらもユルいシルエットだけど、どこかクリーンで上品なのはその配色のおかげ。アメカジ定番のアイテム同士なのに、いかにもアメカジに見えないんですよね。それってまさに、型にはまらない木梨さんのよう。
撮影中、終始みんなを巻き込み楽しませてくれた木梨さん。まさに、サイコー! なフォトシューティングでした。
■ interview
木梨憲武さんインタビュー
── 撮影時間、予定では2時間でしたが30分で終わっちゃいましたね。これまでで最速かもしれません(笑)。
いつも通りかな(笑)。なんつーか、このスピード感が好きなんですよね。
── 今回着て頂いたディーゼルの最新作はいかがでしたか?
ディーゼルは昔からチェックしてますよ。ハワイのアラモアナショッピングセンターの3Fにあるお店には、結構行ってて。朝覗いて、昼もフラッと行って、夜、酔っ払った勢いで買っちゃう感じ(笑)。仲間とは、朝モアナ、昼モアナ、夜モアナって言ってます(笑)。
── デニムをよくはかれているイメージがありますが、お好きなんでしょうか?
デニムは結構はきますね。デニムでスーツを作ったこともありますし。レザーはあまり着ないかな。重いとすぐ疲れちゃうから。もうジジイだからね(笑)。
楽なのが一番です。とはいえ、いろんな服をいっぱい買うし、もらったりもするので衣装部屋は常にパンパン。でも気づくと、娘が勝手に着てたりするんだよね(笑)。それも、オレが着ようと思ってた高い服ほど持ってかれちゃう。しかも、子ども3人みんながそれやるから、気づくと服がなくなってるのよ!
── 展示会などにもよく行かれますか。
行くけど、基本的には着たい服はすぐ欲しいタイプ。即戦力になるかどうかがポイントだから。テンションが上がってる時には、タイムラグなく楽しみたいでしょ?
── お笑いだけでなく、アートや音楽とマルチに活躍されているのも、そんな衝動がエネルギー源になっているんでしょうか?
とにかく、毎日飽きないでいたいんですよ。どちらかというとプレイヤーでいることよりも、ディレクターやプロデューサーといった作る側の方が好きなんです。プレイヤーとして参加していても、その中で色々なアイデアが出てきちゃう。ひとつアイデアが出てくると、それに付随してどんどんやってみたいことが思いついちゃうんですよ。
── 新しいことをはじめる時、結末を想定しながら動いてますか?
考えてますよ。でも、とりあえず動かないと何もはじまらないから。その場の発想力でどう結末に持っていくかが勝負と思っています。だから、事前に用意周到にしておくのとは違うかな。でも、何か起きた瞬間にはその先どうするのかを頭の中でバババッとシミュレーションしてますね。新しいものって、そうやって生まれるんじゃないかなぁ。
そうですね〜毎日やりたいことがいっぱいあるかな。でも、オレ朝が早いから。4時には起きて、ジムというかジムの風呂に行って(笑)、7時にはラテ飲んで、8時からスタート。そうすると1日が長いから、結構色々出来ちゃうんですよね。問題は、この業界の人たちとスケジュール感が合わないこと。みんな夜の人たちばかりだから(笑)。
── 最近の夜遊び事情は?
飲みは嫌いじゃないけど、やっぱり昔ほどは飲まなくなったかなぁ。
── では最近のモテ事情は?
いかにもLEONって感じの質問だねぇ(笑)。そんなのあるワケないじゃない! オレは成美さん一筋ってずっと言ってるだろ! もういい加減ジジィだよ? モテようなんて思わないよ(笑)。
── 木梨さんは、毎日楽しそうなイメージがあります
楽しいですよ。でも、自分が楽しむことより、周りをどう楽しませるかが大事かなぁ。周りを巻き込んでゆくと、そこで生まれた面白いことが自分に返ってくる。常に新しいことを求めていると、新しい人間関係もできてくるしね。若い人のために活躍の場を作って、そこから花開く姿を見るのもすごく楽しい。あと、日々のちょっとしたことでも喜べちゃう。時間が空いたからマッサージ行きたいなと思ってお店に電話したら、ちょうどお気に入りのマッサージ師さんのスケジュールが空いてたとかね。それだけでウルトラハッピーになれちゃうから(笑)。
● 木梨憲武
1962年東京都生まれ。高校時代の同級生、石橋貴明と「とんねるず」を結成。NTV『お笑いスター誕生』で10週勝ち抜きグランプリを獲得。CX『オールナイトフジ』、KTV『ねるとん紅鯨団』、CX『とんねるずのみなさんのおかげです』『とんねるずのみなさんのおかげでした』等、数々のバラエティ番組を担当。
歌手としても「情けねぇ」で日本歌謡大賞を受賞(91年)するほか、続くシングル「ガラガラヘビがやってくる」でミリオンセールスを果たす、その後「一番偉い人へ」「がじゃいも」と3作連続でオリコンセールス1位を獲得。NHK『紅白歌合戦』には3つの名義で4度出場している。
そのほか俳優、司会者など多岐にわたり活躍しており、画家としても自身でアトリエを持ち精力的に活動している。これまでに国内では9度の個展を開催。(のべ35会場122万人動員)アメリカ・ニューヨーク及びイギリス・ロンドンでの海外個展でも成功を収める。
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