2020.04.11
【まとめ】いま大人の足元は、老舗革靴ブランドのスニーカーとUチップシューズが旬
心地いい春は、足元も軽快にしたいもの。では大人カジュアルで選ぶべきシューズは何か? その答えは、安心感を持って履ける老舗シューメーカーのスニーカーと、名靴と謳われるUチップシューズの二択に絞られます。どちらも、イマドキのスタイルをしっかり引き立ててくれますよ。
- CREDIT :
写真/鈴木泰之(Studio Log) スタイリング/小野塚雅之、稲田一生 文/秦 大輔、長谷川 剛(Zeroyon)
老舗のスニーカーとUチップこそが足元で大人の余裕を語る
カジュアルなスニーカーといえど老舗シューメーカーが威信をかけて手掛ける一足は、当然ながら履き心地抜群。匿名性を帯びたミニマルなデザインのものも多く、断然、大人の装いに合わせやすいのも魅力です。そして、高度な吊り込みの技が活きたそれは、漂う品格も段違い。ふだん革靴に親しんでいる大人も、安心感をもって履ける次第です。
一方、着こなしが大きくカジュアル化した今、コーディネートにドレスアップの要素を加味するという意味でレザーシューズも見直され、ジリジリと支持者を増やしています。
特に甲部分に走るステッチがインパクトを放つUチップは、多くの業界人が注目する一足。丸みを帯びたトゥ回りに加え、厚手のソールをあしらったUチップ型は、イマドキなユルめのサイズ感にもマッチしやすく、それでいて程よくドレスアップしてくれる一足として再び評価されているのです。
そんなわけで、老舗が手掛けるスニーカーとUチップシューズを、厳選してみました。
◆ 老舗シューメーカーのスニーカー その1 「ジョンロブ」
フォルムにも素材にも漂う“圧倒的上質感”
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スエードにシボ革、そしてブランド初採用というテクニカルファブリック(メッシュ地)を組み合わせたコンビデザインがこれの特徴で、淡い色調のグレーグラデが品のいい印象を一層際立たせています。
◆ 老舗シューメーカーのスニーカー その2 「サントーニ」
楽チンさに驚く、まさかのストレッチ仕様
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アッパーの素材には、しっとりとしてしなやかなタッチのスエードを使用。かつ、ライニングに伸縮性のあるメッシュを当てることで、かつてないほどのコンフォータブルなフィット感を実現しているのが密かな魅力です。この高級感にして……というのがスゴいでしょう?
◆ 老舗シューメーカーのUチップ その1 「オールデン」
いい意味でアクの強さは唯一無二
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今では貴重なコードバン・レザーを奢りつつ、オールデン独自のモディファイドラストを使用しているところもポイントです。ググッと土踏まずをえぐった木型により、着用時の安定感と同時にぽってり顔が際立つ仕上がりも見逃せません。
◆ 老舗シューメーカーのUチップ その2 「ジェイエムウエストン」
フレンチらしい洗練された重厚感を堪能
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ラバーソールの一種である厚手のリッジウェイソールを擁しており、ぽってりとした木型と相まって足下に存在感を加えてくれるところも特徴。フレンチらしい気品と機能性をバランス良く備えた一足です。
■ お問い合わせ
ジェイエムウエストン 青山店 03-6805-1691
ジョン ロブ ジャパン 03-6267-6010
ラコタ 03-3545-3322
リエート 03-5413-5333