実は超簡単!? チェックジャケットのお洒落な着こなし方

チェックジャケットのコーディネートに毎回悩んでしまう。それって、チェックジャケットに対するアクセントカラーを意識しすぎていませんか？ それがキマれば確かにお洒落なんですが、難易度が高くなっちゃうんですよね。チェックジャケットに合わせた同系色でまとめた方が、断然簡単なんです。

ブラウンならブラウン系で、グレーならグレー系で。下手にひとクセ加えてどっちらけになるより、色数を限定した方がお洒落に見えるというもの。チェック自体も色数を抑えたものを選ぶのがコツで、その方が全体の統一感は高まります。

ただし、まったく同じ色になるとのっぺりした印象に。同系色でもトーン違いを合わせると、奥行きが出てより洒脱になるんです。ぜひお試しを！

ベージュにブラウンのチェックを配したこちらのジャケット。ウールにシルクとリネンをブレンドした上質さと豊かな風合いとともに、暖かみのある雰囲気を楽しませてくれます。そんな雰囲気を、タイやパンツ、そしてシューズをブラウン・ベージュ系で揃えて後押し。秋冬らしい落ち着きのあるコーデに仕上がります。

英国クラシックなチェックの代表格といえばグレンチェック。大柄で落ち着いた印象のする同柄ですが、こんなブラウンならなおさらでしょう。それでいて、コットンにストレッチ素材をブレンドしたジャージー生地が、快適な着心地を約束してくれます。

2000年に誕生し、コンフォートジャケットの先駆けとなったボリオリの「Kジャケット」。ウールにナイロンをブレンドし、トーンonトーンのチェックをあしらったこちらを、ボトルネックのニットと糸落ちしたブラックデニムとでモノトーンに。足元はスエードと表革のコンビで、色気を加えています。

ダブルにチェック柄という本来なら英国クラシック感満載のジャケットも、こんなダークトーンのグレーならモードな印象に。素材はスーパー130sの上質なウール。ダークトーンに加えて合わせが浅めなので、ビジネスにもカジュアルにもなじんでくれます。