あの人気アメカジアウターを、大人が着こなす方法とは？

フェアアイル柄ニットやノルディック柄ニットなど、トラッドなニットが人気の今季。アメカジ人気も継続中とあれば、もちろんカウチンニットへの注目も高いです。カウチンニットの特徴といえば、ショールカラーと柄。実はこの組み合わせがオヤジには理想的で、例え総柄でも貫禄や落ち着き感のあるショールカラーのニットなら、やんちゃになりすぎないんですよね。

着こなしとしては、ネルシャツに色落ちデニム、そしてブーツといったかつてのアメカジ定番コーデも無骨でカッコいいのですが……。そこはタートルネックニットやスラックスでオヤジにアップデートさせたいところです。なんだったら、セットアップに羽織っちゃうのもアリ。遊び心がありながら、あくまでも余裕のあるオヤジのアメカジが楽しめちゃいますよ。

一見カモフラ柄に見えるこちらのカウチンニット。よく見ればボーダーとネイティブ柄を組み合わせているんです。ブラウンをベースにしたカラーリングが実に渋いですが、ウールで編み上げたミドルゲージニットはざっくり感が控えめで上品な印象に。だから、同系色でまとめたセットアップに羽織っても、違和感なくなじんでくれるんです。

ざっくりローゲージながらあくまでも上質感を楽しませてくれるのは、やっぱりゴールデン フリース柄の賜物でしょう。素材はペルー産のウールで、職人の手編みによるもの。ジップにアンティークゴールドカラーをあしらうなど、味わいと質の両立が図られています。

カナダのバンクバー島で生まれた、ハンドメイドによるカウチンニットの名門。ざっくりとしたローゲージで編み上げたカウチンは、実に暖かく素朴な雰囲気に溢れます。こちらはジャーナル スタンダードの別注により、今っぽいゆったりシルエットに仕上げています。

アメカジ好きが多いイタリア。こちらのイタリアブランドが作った一着が、その証です。ネイティブ柄がいかにもアメカジ的ですが、素材にカシミア混を使うあたりがさすがイタリア。ローゲージながら厚みと膨らみ感を抑え、シルエットもスッキリと洗練されています。