2024.03.22
ちょいぽってりなサイドゴアが、いまモテる件
「今、旬でモテる靴」といえば、なんといってもアッパーが少しぽってりした靴。スニーカーやオックス靴が幅を利かせているこのジャンルですが、今シーズンは英国生まれのあのブーツが台頭しそうです。こなれたムードで履きこなしませんか?
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写真/蜂谷哲実(hachiya studio) スタイリング/稲田一生 文/押条良太(押条事務所) 編集/長谷川茂雄
ちょいぽってりで着脱もラク、が気分です
もともと英国生まれのクラシックなブーツですが、その持ち味は何といってもシンプル顔にあります。余分な装飾が削ぎ落されたデザインは、ワーク系ブーツのような無骨さがなく、何にでも合わせやすいのが強味。
少しぽってりとしたフォルムのモデルをチョイスしても、旬なムードを楽しみつつも、野暮ったく見えず、適度にモダンな足元を演出してくれます。
ゆえに、スーツやセットアップから休日カジュアルまで、幅広く対応してくれるのは心強いかと。しかも靴紐を使わずにスムーズに着脱できるのもメリットです。
今回はヨーロッパ、アメリカ、日本のブランドから、今の着こなしにしっくりくる4足を厳選しました。
◆ モテるサイドゴアブーツ その1 「ジェイエムウエストン」
ワイズも選べるモードな印象の上品顔
他モデル同様、複数のウィズバリエからセレクトできますが、今のちょいぽってり具合を意識するなら、ウィズDやEがおすすめ(サイズによってウィズ展開が異なる場合あり)。
とはいえ、職人の手仕事によるセンターのクリースラインとボックスカーフの艶が、モードな雰囲気と色気を演出します。
◆ モテるサイドゴアブーツ その2 「レッドウィング」
つま先ぽってりのボリューム感は、まさに旬です
もちろんワークブーツの王者ブランドならではの風格を持ち合わせていますから、デニムに無条件でマッチしますし、それでいてシンプルなアッパーは、グレスラにも難なく合わせられます。
中底にはクッション性の高いポロン素材が使用されているなど、アップデートした履き心地のよさにも定評があります。
◆ モテるサイドゴアブーツ その3 「パラブーツ」
土臭さゼロ。フランス靴らしい都会派サイドゴア
しっとりとした艶を放つアッパーは、フランスの宝石と呼ばれるリスレザーで、アウトソールにはグリップ力とクッション性を兼備したグリフⅡソールを装着。
◆ モテるサイドゴアブーツ その4 「フット・ザ・コーチャー」
英国伝統のサイドゴアをミニマルに再構築
見た目とは裏腹な軽さに加え、足首を包み込む大型のエラスティックやクッション性とグリップ力に優れた伊・ビブラム社のGloxi Cutを採用。心地よい履き味も人気です。
■ お問い合わせ
オーセンティック・シュー&コー 03-5808-7515
ジェイエムウエストン 青山店 03-6805-1691
パラブーツ青山店 03-5766-6688
レッドウィング・ジャパン 03-5791-3280