2024.03.08
スタイリスト 村上忠正 編
プロが伝授する、ちょいエロな大人の春コーデ
重いコートを脱いで薄着が楽しめる春の季節。それは男の色気を解放するのに絶好のタイミングです。そこで熟練スタイリストに、自らが実践するエロな春の着こなし方を聞いてみました。自分らしくしかも大人っぽい色気漂うコーディネートはサスガのひと言。これは参考になりますよ♡
- CREDIT :
写真/干田哲平 構成・文/長谷川 剛(TRS)
クラシックな男っぽさが大人の渋味を引き立てる
長めの着丈がエレガンスを主張する
大胆に開いた衿がエロな印象を後押し
聞けば村上さんの開襟シャツの選びとして多いのは、モヒートとインディビデュアライズドシャツなのだとか。全体的な男クサい雰囲気と第2ボタンの位置がやや下方気味で、胸元の肌感をしっかりアピールできるからとのこと。エロは細部に宿る、ってことなんですね。
これによりジーンズスタイルでもジャケットの気品にマッチするアダルティな雰囲気になっているとのこと。なんとこのさり気ないまでの気遣い。ホント恐れ入りました。
男クサい装いには華奢なシューズでヌケ感を
いやー、今回もしっかり堪能させていただいたムラチュウ劇場。紺ブレといったごくごく定番のトラッドアイテムを軸に、ここまで艶っぽく仕上げられるのは本当に練達のワザ。しかもボトムスは古着のジーンズ(501)だし……。そう、エロな着こなしは自分にマッチしたサイズや着方、それにちょっとしたアイデアで作り出せるのです。みなさんもぜひチャレンジして、自分なりのエロな春スタイルでいっちゃってくださいませ!
● 村上忠正 / スタイリスト
1969年、東京生まれ。21歳の時、当時スタイリストであった鈴木卓爾氏に師事しその後独立。メンズファッション誌やタレント、広告等でのスタイリングを中心に活動する。特にメンズの成熟したドレスコーディネイトテクニックに定評あり。昨今は谷原章介氏のスタイリングを手掛けるなど、多忙を極めつつもSNSにて自身のコーディネートをアップし好評を博す。