「ブルネロ クチネリ」がローマでアイウエアのローンチイベントを開催

上質なカシミアを用いたワードローブを提案する「ブルネロ クチネリ」。会長兼クリエイティブディレクターを務めるブルネロ クチネリ氏は、モノ作りへのこだわりだけでなく、環境や雇用、人間の生き方に至るまで、強い信念と哲学をもっており、世界中から注目を集めるキーパーソンでもあります。

そんな彼が今回、イタリア・ローマにメディアやジャーナリストを集めてお披露目したのが、アイウエア。カシミアキングが手がけたアイウエアにはどんな魔法がかかっているのか、ここでリポートいたします。

去る3月21日に催された今回の新作発表会は、2022年にアイウエアメーカーの「エシロールルックスオティカ」と締結した契約に基づくもので、ブルネロ クチネリが理想とするアイウエアが出揃いました。実はこの1年前の2021年に、エシロールルックスオティカのグループブランドである「オリバーピープルズ」とのコラボレーションとして数アイテムがリリースされていましたが、今回さらに磨きをかけ、よりブルネロ クチネリの世界観が表現されたのが本コレクションというわけ。

会場は、ローマ市内を見下ろせるジャニコロの丘の上に建つアウレリア邸。1650年にジローラモ・ファルネーゼ枢機卿のために建てられた邸宅でしたが、紆余曲折あり、いまは文化イベントなどの開催地として利用されているそうです。

ヴィラ・アウレリアは手入れの行き届いた庭園と、ローマを一望できる素晴らしい景色が魅力。会場には世界中から集まったメディアやジャーナリストたちがパーティーまでのアペリティーボを楽しんでいました。

「ショーが始まるよ」と声をかけられ中庭に行くと、ブルネロ クチネリのワードローブに身を包んだモデルたちが庭園を闊歩しながら集結。目元には新作のアイウエアコレクションがかけられていました。

発表されたアイウエアは、サングラス14モデルとオプティカル8モデルの計22モデル。LEONでもお馴染みのメタコンのタイプや、凝った彫り込みが施されたアセテートのもの、日本製のチタンを用いたモデルなど、バリエーション豊富なラインナップで、ブルネロ クチネリのアウトフィットとの相性間違いなしの仕上がりに。

庭園でのショーの後は屋内に移動し、アイウエアの展示を拝見。詳しくはLEON7月号（5月25日発売）でご紹介しますが、個人的に気になったアイテムをここでいくつか取り上げちゃいます。

「美しさとは本物の輝きにほかならない」だからこそ、これほどまでに本物で、美しい私たちのアイウエアがお客様の関心を集め、然るべき成功を収めることを心から願っています」と語るブルネロ クチネリさん。エシロールルックスオティカとのコラボレーションで理想的なアイウエアが完成したことで、ブランドの世界観がまた一歩、完璧なものに近づいた夜となりました。

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