【お洒落スナップ／東京編その3】 今どきセットアップは、個性的な小物使いがキモ!?

休日カジュアルとしても着られ、イマドキなビジネスでももちろんOKなセットアップ。特に軽装になる春シーズンは、その統一感がお洒落に見せてくれて、さらに品が良いとあって重宝しそうです。

今回登場いただいた4人は、どなたもシンプル。リネンやテック素材といった素材を選ぶことで、春らしい軽さを演出しているのがポイント。で、肝心なのは実は小物。ネクタイやシューズ、ジュエリーにひとクセあるものを選ぶことで、シンプルで軽やかななかにも、ちゃっかり個性を楽しんでるってわけです。

この季節にぴったりな、リネンのセットアップ。シャンブレーシャツとのコーデは、いわば鉄板中の鉄板です。しかし、それで終わらないのが今村流。「ブラックレザーベルト&グルカサンダルで引き締めを」。さらに大胆な柄ネクタイで、華やかさをアピール。さわやかさのなかにも、玄人好みな一手を披露しています。

ポイントとなるネクタイは、ブラックベースながらシルククレープとあって生地感は軽やか。アートなピクチャー柄が実にエレガントです。

メランジのベージュカラーが、一見すると天然素材に見えるセットアップ。「実はこれクールドッツで、超軽量&極クールなんです」と井崎さんがいうとおり、光にかざすと透けるほどの薄さ。モックネックにベージュを配したニットソーとベージュのローファーとで、テック感を感じさせない上品コーデが完成。

グッチのコンビ腕時計。クラシックな雰囲気を足すことで、セットアップの天然素材見えを後押し。

甲が浅めのローファーが、色気をプラス。生地の軽さに合わせて、ソールは薄手のものをチョイス。

「清涼感のある素材と色使いで、都会にいながらリゾート気分」（光田さん）。セットアップはコードレーン生地で、インナーのニットはコットン×リネン。軽やかな素材に加え、ライトグレーとブルーで色もさわやかに。それでもあくまできちんと感があるのが、セットアップのイイところ。サンダルもレザーとゴールドバックルで上質に。

メランジブルーのニットカーディガン。ジャケットを脱いでも、肩掛けすれば物足りなさはなし。

腕時計はロレックス。シンプルなコーデのなか、ジュビリーブレスの輝きがリッチなアクセントに。

「形こそチョアジャケットですが、こんなワントーンでまとめたセットアップなら都会顔に」（藤原さん）。素材がリネンとあって、タフさよりも軽やかさが先に立ちます。さらに見どころは、インナーのオープンカラーシャツ。実はレースになっているんですよね。レースの透け感が、ワークに色気を滲ませます。

フローラルをモチーフにしたレース編みの半袖シャツ。白Tシャツと重ねることで、透け感を強調。

ユナイテッドアローズがビルケンシュトックに別注したセントバース。型押しクロコとゴールドカラーバックルがラグジュアリー。