究極！ モテる大人の夏は「青と白」さえあればいい!?

お洒落だけでモテよう、なんてチョコザイなことを考える人は、あまりいないと思いますが、ファッションってマナーだったりしますよね。会う相手に合わせ、場所や時間もふまえて、その場にふさわしい格好をする。それが基本にあって、はじめてコミュニケーションが成立するというわけです。

そこで必要となるのが好印象。特に夏場は暑いですから、清潔感やさわやかさといったものが必要となります。本特集で解説するのは「ソレをファッションで表現する方法」です。何もむずかしいことはありません。女性が恋愛において男性に求める要素をきちんと整理すれば、自ずとスタイルは見えてきます。

清潔で誠実、さわやかで上品。でもって若々しさといった要素を満たす色。それこそが「青と白」です。というのも、この鉄板カラーの組み合わせが嫌いな人って、あまりいないですよね。だから、カラーリングとしては間違いないのは確実かと。でも、そこにはモテるオトナなりの選びや着こなしが欠かせません。

いつまでもヤングじゃないのですから、白Tシャツにデニムで「どうだ！」というのは無理があります。「じゃあ、どうすればいいのよ」的なことを解明するのが、さわやか特集ファッション編の役割。オヤジさんが気になる女性目線などもふまえて、この夏マスターしたい「青と白」をとくとご紹介いたします！

「青と白」の着こなしにおいて参考にしたいのは、イタリアオヤジのスナップです。彼らは色の効能をわかったうえで、夏のお洒落を楽しんでいます。どうです？ 実に涼やかじゃないですか。いずれもコーディネートに使っているのは青と白のアイテムだけ。よって色数がとっても少ないので、テクニック的にも比較的簡単でもあるのです。

だから、勢い余って「お洒落するぞ！」と上級者ぶって難解なコーディネートをしたところで、女性は振り向いてくれません。だって理解の範疇にないですから。その点「青と白」は女性にとってもなじみのある定番カラー。色がもつイメージや印象が、共感やシンパシーとなって相手に伝わりやすいというメリットもあるのです。

本特集でお伝えしたい、もっとも大事なメッセージが「青と白」で作るお洒落は難しくないということ。単純にモテることを考えれば、こねくり回したお洒落より、自分がどう見られたいのかというメッセージをきちんと発信できること、です。その好例が「青と白」だけで組んだコーディネートです。

まず、夏にふさわしく、相手に求められる要素である「誠実」「清潔」「上品」といったものが揃っていますし、そこに腰巻き、肩掛けといった小ワザを使い、足元はサンダルで軽やかさを表現する。こういったパターンこそが「青と白」における基本のキ、ということです。もちろん、色の濃度やバランスによっては「青×青」「白×白」といったパターンもアリなので、それは追ってご紹介しますね。

ジュエリーやアクセサリーといった小物使いに慣れているのは、オトコよりも女性だと思いませんか？ だから、
ついつい見てしまうんですよね、どういうセレクトをしているのか、みたいなことを。そこで、センスや価値観を推し量るのですから、それはすごい能力ですよね。その習性さえわかれば、お洒落だってお手の物。リッチにマリンを薫らせるもよし。淡色ブルーのサングラスでクールな表情を装うのもよし、です。

ちょっと細かな部分のお話をしますと、バッグと靴にもこだわったほうがいいです。この2点をきっちり抑えておけば、基本から外れることはありませんから。この手元と足元で、小さめのヒネリを効かせるとアクセントとしても有効です。

さわやか特集ファッション編の概要としては、こういった感じなのですが、シメにお伝えしたいことがあります。それが「夏のさわやかさは、色気にも通ずる」ということ。まず、好印象があって、その先に微かなエロさが漂うくらいがちょうどいい。それが可能なのは、いい感じに味わいを増した大人のオトコだからこそ。

この夏は「青と白」で、手軽で簡単に、モテるお洒落を極めてみませんか？