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2024.08.30

オヤジの定番「ウエスタンシャツ」がいま旬の最前線に浮上!

モノ自体は変わっていないのに、一周回って再び新鮮。今回のテーマである「ウエスタンシャツ」は、まさにそんなアイテムです。ゆえに、難しい選びの知識は必要なし。基本をしっかりおさらいしておけば、それがそのまま旬の佇まいに直結するのです。

CREDIT :

写真/人物・ササキヨシヒロ、静物・鈴木泰之(Studio Log) スタイリング/中西真也 ヘアメイク/Hanjee(SIGNO) 文/小曽根広光 編集/渡辺 豪(LEON)

アメカジスタイルが最先端モードに!?

ファレル・ウィリアムスの2シーズン目となるルイ・ヴィトン秋冬コレクションでは、大胆なカウボーイスタイルを提案。アメカジ色の強い上下デニムスタイルをトップメゾンが打ち出してくるあたりに、新たな潮流の到来を感じさせます。
シャツ34万5400円/ルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトン クライアントサービス)、Tシャツ8万5800円、パンツ30万4700円、サングラス12万3200円/すべてルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトンクライアントサービス)
これ一枚で勝てる圧倒的存在感 「LV」の文字をスタッズでゴージャスに表現し、ターコイズボタンをあしらったラグジュアリー極まるウエスタンシャツ。これ一着で視線を独占できる、オーラ満載のアイテムです。リアルなヴィンテージ加工も見事。シャツ34万5400円、Tシャツ8万5800円、パンツ30万4700円、サングラス12万3200円/すべてルイ・ヴィトン(ルイ・ヴィトンクライアントサービス)
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本やSNSなどで、「妻と義母」と題された有名な隠し絵を目にしたことのある方は多いでしょう。見方によって、若い婦人の横顔にも老婆にも見えるというアレです。今回のウエスタンシャツは、言うなれば隠し絵的に旬の最前線へと浮上したアイテム。

オヤジにとっては不動の定番ですが、世の潮流が変わったことで見え方が変わり、いま再び輝きを増しているのです。その証拠に、冒頭でご紹介のとおり、一流メゾンもガチめなウエスタンスタイルをフィーチャー。クラシコブランドにもその流れが波及し、俄然熱を帯びているのです。

ならば! と買い足しに急ぐ前に、選びの条件をおさらい。まず色については、シックにもラギッドにも振れる王道のインディゴがLEONの推しです。シルエットは、裾や袖口がほどよくたまるものが正解。追ってご紹介するアウター使いにも対応できるがゆえです。

またその際には着丈の塩梅も重要になってくるゆえ、タックイン・アウト双方にハマる丈も選びの指標となります。この手の一周回って新鮮系アイテムこそ、オヤジの経験が活きるもの。サラリとこなして若者と差別化しちゃいましょ。
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「ウエスタンシャツ」の選び方

シャツ6万4900円/ラルディーニ(トヨダトレーディング プレスルーム)
タフ&エレガントの理想的共存です 厚みのあるデニム地を用いつつ、精緻な縫製やドレスなシルエットで仕立てた一着。タフさとエレガンスが共存した顔つきです。小ぶりのレギュラーカラーで、ヨークのラインもミニマルで直線的。こうした微差も洗練の源に。6万4900円/ラルディーニ(トヨダトレーディング プレスルーム)
【選びの条件01】 王道インディゴ
黒や白まで手を広げずとも、インディゴだけでウエスタンの妙味は十分堪能可能。色落ち具合によってガラリと変わる表情も紺ならではです。

【選びの条件02】 ほどユルな身幅
ドレスシャツよりもひと回りユルめなシルエットが目安。一枚で、上着を重ねて、秋の羽織りにと、もっとも幅広く着回せるバランスなのです。

【選びの条件03】 イン・アウト対応丈
羽織りとして活用する際にキモとなってくるのが丈感。パンツの股よりもちょい上くらいの長さを選べば、タックイン・アウト双方に対応。
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【基本のこなし方】

「ウエスタンシャツ」はスラックスに合わせてエレガントに

もはやオヤジの常套手段となったドレス&ラギッドのミックススタイル。ウエスタンシャツも、このこなしが実によくハマります。さらに新味を加えたいなら、色使いにヒネリを加えてみましょう。
シャツ7万4800円/ビズビム、ジャケット18万3700円、パンツ8万5800円/ともにビズビム(エフ アイ エル オモテサンドウ)、
ソフトな風合いが上質な寛ぎ感を演出 オリジナルで作り込んだセルビッジデニム生地を使用し、色落ち加工でリラックス感を付与した一着。8オンスと適度な厚みのため、一枚でもジャケット下にもハマる着心地です。くったりとソフトな生地感も魅力的で、裾をタックインすると優雅なドレープが出現。シャツ7万4800円、ジャケット18万3700円、パンツ8万5800円/すべてビズビム(エフ アイ エル オモテサンドウ)、ベルト3万800円/アルベルト ルティ(アマン)、靴17万500円/ジェイエムウエストン(ジェイエムウエストン青山店)、サングラス15万2350円/ジャック・マリー・マージュ(オブジェ・イースト)、スカーフ3万3000円/アット ヴァンヌッチ(レガーレ)、時計90万5300円/チューダー(日本ロレックス / チューダー)
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スラックスの色をグレーではなくベージュにしているのがキモ。エレガンスを担保しつつ、こなれた印象にまとまります。
2024年9月号より
※掲載商品はすべて税込み価格です

■ お問い合わせ

アマン 03-6805-0527
エフ アイ エル オモテサンドウ 03-5778-3259
オブジェ・イースト 03-3538-3456
ジェイエムウエストン青山店 03-6805-1691
トヨダトレーディング プレスルーム 03-5350-5567
日本ロレックス / チューダー 0120-929-570
ルイ・ヴィトンクライアントサービス 0120-00-1854
レガーレ 03-6905-8344

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