元女子が本音で選ぶ、初秋デートでお手合わせしたいイケおじコーデ５選

よく簡単に“女子”って言うけど、いったい何歳までが“女子”だと思います？ 20世紀の時代には、２５歳を過ぎた女性はクリスマス過ぎの（売れ残りの）ケーキなんて言われたものだし、筆者は以前、錦糸町の熟女ラウンジに応募の電話をかけた際に「うちの熟女は２８歳まで」と切り捨てられた経験（当時は42歳でした）もあります。つまり、一般的に“女子”は20代前半までなんでしょうね……。

ただ、当事者からしてみますと、40、50、たとえ60歳過ぎたって、マインドはいつまで経っても“女子”なんです。しかも年を重ねるごとに経験値を増しておりますので、審美眼も鍛えられています。そこで、そんなうるさ型の“元女子”がチェックするイケおじコーデ。今回は、朝晩涼しくなってきた昨今、ふと肌をすり寄せたくなるようなデート向きイケおじたちを探してみました。

グレー×紺の色合わせはどうやっても下品にならない最強カラーコンビ。そこでこのコーデなんですが、「グレーのジャケットとポロシャツ、そしてネイビーのパンツならオレも持ってるよ」って？ いや、試しに着てみてほしいんですが、アナタのじゃ全然違いますから！ このグラサンヒゲ男がイケているポイントはパンツのシルエット。強めなテーパードになってますが、これがレギュラーストレートだと、とたんに日曜のおじさんになっちゃうのよね。

「色合わせとかもう面倒くさい。ワントーンコーデでいいじゃないか」って？ たしかにネイビーやブラックのワントーンコーデはすんなりシックに決まりがちではあるんですが、反面、のっぺりしちゃうというリスクも。そんな時は無地でまとめず、コチラのオジさまのようにチェック柄で変化をつけてみてはいかが。足元をホワイトスニーカーで抜くのもポイントね。

まもなく10月だというのにまだ短パン？ と眉をひそめられそうだけど、元女子としてはイケおじのふくらはぎフェチなんでそれもアリ。でもトップスは必ず長袖シャツにしていただきたい。じゃないと、真冬になっても半ズボンとTシャツで通学してた初恋の相手を思い出して苦しくなっちゃうからね（笑）。コチラ、ほどよく肩の落ちたシャツとワイドショーツで描くAラインが、抜け感演出の鍵になってますし、白で揃えた足元も上品にまとめるコツとなっております。

白スニーカー、サックスブルーのボタンダウンシャツに、オリーブグリーンのパンツというザ・ベーシック。素っ気ないくらいのシンプルコーデですが、ここから学ぶべきはシャツの色味なんです。白？ フツーすぎる。ピンク？ 誰でも似合うってわけじゃない。グレーとかベージュ? 清潔感に欠ける。黒？ 夜職ですか⁉ ……ってわけで、まずデート向けにシャツを一枚選ぶなら水色。これで決まりです。

よく男は感覚的な生き物だって言うけれど、女子だって負けず劣らず本能のままに生きております。たとえば、こんな甘い雰囲気のミルクティーカラーのニットを見ちゃったら、思わず触れたく、身を寄せたくなってしまうんです。ミルク色のパンツ、白いスニーカーを、薄茶のソックスで引き締めているのもお見事。このイケおじさん、東京にいらっしゃるご予定、ないかな～？