大人のナイキはコレ！ 「エア マックス 90」が進化！

今年誕生30周年を迎えたエア マックス 90。実は発売当時、エア マックス IIIというモデル名だったのをご存知ですか？　手がけたのは、エア マックス Iでインビジブルエアというスニーカー史に残る画期的なデザインを生み出したティンカー・ハットフィールド氏。その後、後継のエア マックス ライトを経て、エア マックスシリーズ3代目として登場したのが、エア マックス IIIなんです。

で、どこが車と深い関係性があるのかといえば、エア マックス 90のデザインはイタリア車からインスピレーションを得ているんです。確かに、言われてみればストライプ柄のプラスチックパーツは、フェラーリのテスタロッサっぽいですね。厚みのあるフォルムも、アルファロメオのザガートSZっぽいですし。

もはや時代やトレンドを超越した大定番と名高いエア マックス 90も、そう聞くと一層興味が湧いてきます。さらに、30周年を記念して登場したアップデート版のエア マックス 2090も、未来の車をイメージしてデザインされています。

ということで、イタリア車のお乗りの皆さん、ドライビングシューズもいいですが、今年は30周年を迎えたエア マックス 90を合わせるのもアリではないでしょうか。

こちらは発売当時のナイキ エア マックス 90。厚みのあるミッドソールに搭載されたインビジブルエアやややボリュームのあるフォルムに、エア マックス Iの面影が残ります。レザーにメッシュ、そしてプラスチックパーツを組み合わせたデザインにも、80年代の残り香が。

30周年を記念して登場した、ナイキ エア マックス 2090。レーシーなデザイン&カラーリングは、未来の車をイメージしています。インビジブルエアの形やソールのサイドビュー、ヒールパッチ、全体的なフォルムなどにエア マックス 90らしさを残しつつ、フューチャリスティックなスタイル&スペックに仕上がっています。

ストライプ状にデザインされたヒールパッチは、エア マックス 90におけるアイコニックなディテールのひとつ。ソールにおいても、エア マックス 90で採用されているワッフルパターンが継承されています。

ブーティ構造や半透明のアッパー、そしてスウッシュもプリントで表現され、近未来な印象を楽しませます。インビジブルエアのデザインを継承していますが、エアの封入量はエア マックス 90よりも格段に増量されています。

こちらは定番展開のエア マックス 90。ヒールに向かって流れるようなブルーのパーツは、確かにエアロダイナミクスを意識した車のサイドウォールに見えます。スウッシュをあえて強調しないデザインも見どころ。ハイテク過ぎず、ローテク過ぎない、絶妙なバランス感が永久定番と呼ばれる所以です。

こちらはカラバリ。象徴的なサイドパーツのおかげで、これまで多くのカラバリが登場してきました。今年迎えた30周年記念でも、大胆な色柄をまとったエア マックス 90が豊富にリリース。男女共に人気なのも納得です。