紺ブレの着こなしに、艶スリッポンで抜け感と色気をプラス

紺ブレにはローファー。それは間違いのない選択です。まぁ、実は紺ブレってローファー以外にもスニーカーやダブルモンクなど合わせるシューズを選ばない万能アイテムではあるんですが、なんとなく合わせるシューズのイメージって固まっちゃってますよね。

でも昨今はニューベーシック、ニュースタンダードと銘打って、定番スタイルの再解釈が行われています。ならば、そろそろ今までとは違う一手を取り入れてみてはいかがでしょう。

で、LEONが注目したのが「華奢ストラップのバックルスリッポン」です。昨今人気の楽ちん靴として人気のスリッポン。脱ぎ履きが楽ちんで抜け感を楽しめるのに、細身のフォルムと華奢なストラップが意外にエロいというのがその魅力です。そこにバックルが付くことで、クラス感まで匂わせられちゃうってワケ。

トラッドと聞くと文字どおり保守的なイメージがついて回りがちですが、華奢ストラップのバックルスリッポンならそのイメージを一新させられるかと。まさしく、ネオトラッドってヤツです！

紺ブレにオックスフォードシャツ、そして色落ちしたデニムパンツ。もちろんローファーやスニーカーも似合うのですが、バックル付きのスリッポンを合わせることで、大人の色気やクラス感が漂うコーデに。ドレスシューズも似たような路線ではあるのですが、さらに抜け感を匂わせるのはやはりスリッポンでしかできない芸当です。

スエードアッパーにモンクストラップと表革のトリミングがアクセントに効いた「ホートン」。ラストは184で、ナローにして丸みのあるシルエットとあって、スラックスにも色落ちデニムにもマッチします。まさにローファーにしてドレス感と色気を楽しませてくれる一足です。

艶やかなカーフレザーが、ゴールドカラーのバックルと相まって色気をより楽しませてくれるコチラ。丸みのあるアーモンドトゥは、アメリカントラッドな装いともバッチリ似合います。とはいえ、履き口が広く浅いヴァンプは、大人の足元に色気をちゃっかりと。

90年代に展開していた「デラーノ」を、現代的な感性で再解釈し蘇らせた「デラーノII」。幅広のタンやバックルによってカジュアルコーデにもマッチする懐の深さを備えていますが、さらに丸みのあるラスト8695が、トラッドな紺ブレの足元と好相性です。

大人の足元選びにおいて、抜け感と色気の両立という新たなスタイルを定着させた立役者といえばコチラ。シャープなシルエットが魅力のサガン・クラシックですが、バックルに加え表革によるストラップが、足元にアクセントを加えてくれます。