【鉄板】吉田カバン・ポーターの人気ウエストバッグ5選

90年代の終わり頃、街を歩く若者たちがこぞって身につけていたウエストバッグ。当時脚光を浴びていたアイテムといえば、「ポーター」の名作「タンカー」のウエストバッグでしょう。どのくらい人気だったかと言えば、それはもう断トツの一番人気。このブームをきっかけにタンカーがポーターを代表するシリーズに成長したといっても過言ではありません。
 
アメリカ空軍のフライトジャケット「MA-1」をモチーフに開発したオリジナル生地が特徴のタンカーは、見た目の格好良さはもちろんのこと、斜め掛けしたスタイルも印象的でした。余談ですが、実はこのスタイルを作ったのは、何を隠そうこのタンカーだったって知ってました？
 
ウエストバッグの人気が再燃している現在、今まさに購入を検討している御仁もおられることかと存じます。ですが今一度、じっくり考えてみてほしいのです。タンカーは確かに魅力的ですが、現在はその他にもバリエーション豊かに多数出ており、どれも違った魅力を放っているのです。以下5モデルをぜひとも比較検討してみてくださいませ。

1983年に初めて発表された「タンカー」シリーズのウエストバッグ。ナイロンツイル（表面）＋ポリエステル綿（中間層）＋ナイロンタフタ（裏面）という3層構造のオリジナル生地を採用しており、非常に軽量でボンディング素材の柔らかな感触が特徴。この「セージグリーン」はタンカーのオリジナルカラーです。

ライナーにはご存知レスキューオレンジを採用。このセージグリーンとオレンジのコントラストはいつの時代も男をワクワクさせてくれますね！

しなやかで丈夫なジンバブエコットンと、1000デニールのタフなコーデュラ®ナイロンを平織りにしたオリジナルのコーデュラ®ダック生地を採用。全面にファスナーポケットを設けていて、スマートフォンなどの出し入れが多いものを収納可能です。

コンパクトなボディながら、外ポケットにスマートフォンや手帳などの出し入れに便利なジップポケットを装備しています。

オフィシャルオンラインストア限定の「カウンターシェイド」シリーズは、カモフラージュ柄の中でも代表的なウッドランドパターンでオリジナルカラーを作成。2層式のウエストバッグで、メイン収納部には500mlのペットボトルも収納可能。お出かけにはぴったりな容量です。

大きめのメイン収納部と、ペン差しや仕切りポケットが設けられた前層部の2層式。1層式に比べるとかなり使いやすさがアップしています。

コーデュラ®ナイロンとリップストップナイロンの2種類の生地を使い分けたミリタリーテイストのデザインが人気。本体外側のポケットやファスナーの引手に取り付けたナイロンコードに指をかけて引っ張るだけで、ワンアクションでポケットを開けることが可能です。

ご覧のように、外ポケに付いたナイロンコードを引っ張るだけでOK。財布やスマホなど、頻繁に使う小物の出し入れがスムーズにできます。

1950年代初頭に一時期だけ製造された米空軍のナイロン製飛行服「FLYING SUIT/TYPE K-2A」のディテールを落とし込んだシリーズ。生地は糸からオリジナルで開発し、各部の金属パーツにはミルスペック認定のコーティング“セラコート”を採用するなど、こだわりが満載です。

テープ部分の調節は「FLYING SUIT/TYPE K-2A」のウエスト部分のアジャスターから着想を得た、3段階でホック留めする仕様を採用しています。