【お洒落スナップ／デニム編 Part３】 人気沸騰中！ のちょいワイドデニムを大人が着こなす方法とは？

ドレスデニムというスタイルが定着した昨今ですが、とはいえワイドシルエットとなるとどうしてもカジュアルな印象が強くなります。でもでも！ せっかくワイドシルエットパンツの人気が続くなかとあって、デニムでも楽しみたいところ。今回登場してもらったおふたりは、その好例を披露してくれました。

1人目はクリース入りを選び、さらにブレザーとでアメトラに。2人目はロングコートとでミニマルにまとめるヤリクチで。それによりカジュアル感を抑制することで、ワイドなインディゴデニムも洗練されて見えるって寸法です。

ダブルのブレザーにデニムパンツ、そしてボタンダウンシャツといえばアメトラの王道ですが、松尾さんはそこにヒネリをプラス。シップスの別注となるデニムトラウザーズはワイドで2インプリーツのクラシック仕立て、シャツはドレス仕立てながらオンブレチェックを。刺繍入りのタイも然り、アメトラ感を残しつつハズしを楽しんでいます。

カジュアルシャツでおなじみのオンブレチェックですが、ドレス仕立てに加えてこんなダークトーンならダブルのブレザーとも相性抜群です。

リボンベルトの腕時計で、アメトラ感を意識。シルバーアクセサリーはアメリカンな雰囲気を滲ませつつ、よく見ると脱ネイティブアメリカンで。

ワングラビティのロングコートは、ダブル仕立てながらフロントボタンが隠され、ほどよいオーバーサイズでイマドキなリラックスシルエットに。そんなコートに合わせて、デニムパンツもややワイドめをチョイス。ビットローファーを履くことでストリート感を抑え、大人な落ち着き顔に留めています。

一見するとシンプルですが、メガネは金メタルのラウンド＋ダブルブリッジとかなり個性的。コートのレザー襟も、立ち襟スタイルなら迫力増し。

フィンガーレスのニットグローブ。ロングコートと合わせることで、防寒に加えてミニマルな雰囲気に。指が露出することで野暮ったさはなし。

デニムとローファーの組み合わせは鉄板中の鉄板。ビット付きを選ぶことで、大人の色気をさり気なく。コートの襟と合わせて黒の表革を。