【お洒落スナップ／カタログ編 Part1】ジャッカジレって知ってる？ 達人から学ぶお洒落なダウンの着こなし方

ジャッカジレ。LEON読者であれば聞きなじんでいる方も多いことでしょうが、ここでおさらい。テーラードジャケットの上からダウンベストを合わせる着こなしのことで、モテるイタリアオヤジたちを中心に市場を賑わせ、今では大人のお洒落としてすっかり定着しているスタイリングです。

ダウンベストといってもアウトドア感が強いアイテムゆえ、着こなし次第ではラフになりすぎることも。モテる大人としては都会的な洗練さはほしいところです。で、狙い目は過度な装飾のないシンプル顔。適度な抜け感を与えつつ、ジャケットスタイルの上品さを損なわないので、大人のお洒落にもってこいなんです。春が目前とはいえまだまだ冷えますから、この季節は暖かさと洒落感を両取りできるジャッカジレが頼りになりますよ。

ボリオリのコーデュロイスーツに、ダウンベストをON。カントリー×アウトドアという組み合わせはともすれば野暮ったくなりがちですが、コーデュロイ生地がソフトかつ色味もブラックとあって、いざ合わせれば都会的な洗練さを漂わせます。タートルネックでシンプルにまとめたのも、その後押しに。

シエラデザインズを象徴する60/40クロスを使用したダウンベスト。滑らかな質感と撥水性を併せ持ち、さまざまなシーンで重宝します。しかしながらミニマルなデザインなのでラギッド感がそこまで強くなく、今どきなセットアップに合わせれば街でもお洒落を気取れるんです。ベージュのストライプのセットアップにローファーという上品な着こなしに、目を引くグリーンが遊び心をプラス。

柔らかラムスエードを採用したスタンドカラータイプの一着。ダークネイビーにスエードの質感が相まって、洗練されたエレガンスを漂わせます。薄く仕上げたダウンパックもその要因に。カジュアルな装いでもクラス感を与えてくれます。

実はこちらリバーシブル仕様で、裏地に使用したのは上質なシルク。ラグジュアリーな光沢感は、ひと目でハイエンドを誇示。ラムスエードとシルクという、なんとも贅沢な両A面ベストは汎用性も抜群です。

ミドル丈のオーバーサイズシルエットが特徴の一着。ほどよくシャリっとした生地感と軽やかさがスポーティな印象を与えますが、ロゴまで真っ黒にしたワントーンならカジュアルすぎずに洗練さを漂わせます。背面に備えられたジップポケットに収納できる、パッカブル仕様も見どころに。

PFCフリーの撥水加工を施した100％リサイクル軽量ナイロンを採用。ダウンパックをシームレス構造で仕上げ、パック内の気密性を向上。適度な暖かさを提供するとともに、ボリューム感を抑えているので野暮ったさは皆無です。ガーメントダイに加えシレー加工による光沢感が、唯一無二の存在感を放ちます。