あのイタリアブランドの最新情報！ピッティ・ブースから見るテーラードのその先【Part2】

2025年秋冬の最旬コレクションを展示する第107回ピッティ・ウォモが開催されました。もちろん、LEON取材班も現地で取材を敢行！ミラノとパリのファッション・ウィークとともに、最旬ファッションの動向をたっぷりとお届けします。

CREDIT :: スナップ／Massi Ninni　編集・文／井原宏太（LEON）　撮影協力／ピッティ・イマージネ

ピッティ・ブースから見るテーラードのその先【Part1】はこちら！

ブース内でもテーラードスタイルの進化が注目されました。主なトレンドは下記の３つが挙げられます。全体として伝統を守りながらも機能性と快適さを重視した進化が進んでいましたよ！

①高級素材と機能性を融合させたラグジュアリー×コンフォート
②テーラードとカジュアルを融合させたスタイル
③日常から非日常まで楽しめる軽量で通気性の良い素材へのシフト

◆ Booth その4　

チェックが導くクラシックとモダンの融合

カジュアルなチェック柄をテーラードやコートなどのドレスアイテムに取り入れることで堅苦しさを和らげ、現代的でラフなスタイルを実現。伝統的な柄を活かしつつ、リラックスした着こなしが、新たなお洒落の解釈へと昇華。

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◆ Booth その5　

レトロ×機能美、進化するテニスルック

テニスをテーマにした都会的なスポーティスタイルが急増。軽量かつ機能的なテニス要素を取り入れつつ、レトロなムードもプラス。さらに、エレガントなスポーツミックスを提案しスポーティでありながら上品さを兼ね備えた新たなモダンエレガンスが際立っていました。写真は「キートン」と「ブルネロクチネリ」。

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◆ Booth その6　

イタオヤの定番茶スエードにも変化＆進化が

従来、イタオヤの定番として親しまれてきた濃い茶のスエード。しかし、今季のピッティでは、より明るい茶のスエードが取り入れられ、シックな印象から一転、軽やかで遊び心のあるスタイルへと変化しています。「エーレザー」、「リフージオ」、「ヘルノ」など、茶スエの濃淡にバリエが見られ、従来のクラシックな雰囲気に新たな表情が。